11月には紅葉シーズン真っ盛りということで、栃木県内でもお出かけされた方が多かったのではないかと思いますが、12月に入るとめっきりと寒くなり、山々の景色も一変しますよね😊
気象庁の定義によると冬は12月,1月,2月の三か月の間と決められているそうで、この季節は紅葉もないですし、花も少ないですし、旅行や観光でどこへ行こうと悩む方も多いと思います。
なのでこちらのブログでは、そんな12月,1月,2月の寒い冬でも観光できる場所、なによりその寒い季節ならではの観光スポットについて、実際にお伺いした中からご紹介させて頂きます。
また、それぞれの場所から近いおすすめの旅行・観光スポットもご紹介させて頂いておりますので、是非お出かけの参考にしてみてください。
[aside type=”boader”]感染症拡大防止などの理由により公開状況が変わる可能性もあります。是非、実際に足を運ばれる前にご確認ください。
また、施設側のご都合等により、営業時間・定休日・施設の営業形態などに変更が生じる可能性もございます。
ご不明な点、ご確認したい点がある場合は、直接施設の方へお問い合わせして頂き、ご確認頂きますようお願い致します。
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栃木県のどこに旅行したいですか?
蝋梅の里(鹿沼市)
蝋梅の里は、個人の方が施設を管理・整備して開放されている蝋梅園で、毎年11月下旬頃から咲き始め、12月、1月、2月、3月と品種ごとに冬の間はずっと鑑賞することが出来ます😊
蝋梅をもしかするとご存知ない方もいるかもしれないので説明すると、こちらは梅という漢字が使われていますが、実はバラ目の梅とは異なるクスノキ目の植物に分類されるそうです。
黄色くて可愛らしい花びらと、なんといってもその香りが良いのが蝋梅の特徴で、蝋梅の里の園内も、蝋梅の爽やかな香りで包まれていて、お土産用の香水も販売されていました。
鹿沼市の蝋梅の里は、日本最多の四種類の蝋梅を鑑賞できる場所で、約4,000坪の広い園内に約600本もの蝋梅が植えられており、日本一の蝋梅の巨木もある素晴らしい場所です。
周りの自然も美しい場所ですので、気になる方は是非訪れてみてください😊
[aside type=”boader”]【基本情報】
住所 | 栃木県鹿沼市上永野273 |
電話番号 | 090-1124-2281 |
営業時間 | 参考サイトから ご確認ください |
定休日 | 参考サイトから ご確認ください |
入園料 | 参考サイトから ご確認ください |
駐車場 | 有 |
アクセス | マップを開く |
参考サイト | 参考サイトを見る |
城山公園(茂木町)
茂木町の城山公園は、先ほどの蝋梅の里と同じ蝋梅つながりでご紹介したい栃木県の冬のおすすめ観光スポットで、1月中旬~2月中旬頃にかけて、綺麗な蝋梅の花が沢山咲いています。
蝋梅の花は本当に爽やかで良い香りで、私も蝋梅の里や城山公園へお伺いするようになってからその美しさと香りに魅了され、実際に蝋梅の木を買うほどに好きな植物になりました😊
城山公園という名前からも分かるように、かつてここは茂木城というお城があった城跡だそうで、結構な坂道を登って行った先(車で登れます)にあり、とても眺めの良い場所です。
ちなみにこちらの城山公園は、春には桜が咲く桜の名所として、そして9月には彼岸花が咲く彼岸花の名所として知られており、機会があれば是非そういった季節にも訪れてみてほしいです。
↓春の桜↓
↓秋の彼岸花↓
茂木町と言えツインリンクもてぎなども有名ですが、もし冬に茂木町方面へ旅行されるなら、是非城山公園も訪れてみてはいかがでしょうか😊
[aside type=”boader”]【基本情報】
住所 | 栃木県芳賀郡茂木町小井戸付近 |
駐車場 | 有 |
アクセス | マップを開く |
道の駅もてぎ(茂木町)
道の駅もてぎは私も大好きな道の駅の一つで、もし先ほどの城山公園などへ行かれるなら、是非訪れてみてほしいおすすめ観光スポットです。
と言っても、道の駅もてぎは有名なので、茂木町へ行く際には皆さん必ず寄ると思いますが、私が道の駅もてぎを好きなのは、美味しいものが沢山あるのがその大きな理由です。
詳しくは道の駅もてぎの記事でも詳しくご紹介しておりますが、ゆず塩らーめんをはじめ、パン工房優さんのパン、ロリアンさんのシューロール、竹屋さんのいちご大福(季節限定)など
周辺地域の美味しいものが道の駅に沢山集まっているので、小山市から道の駅もてぎまで、わざわざ買いに行ったことも何回もあります。
↓ゆず塩らーめん↓
↓パン工房優さんの食パン↓
↓ロリアンさんのシューロール↓
↓竹屋さんのいちご大福↓
白いあんで美味しいです😊
いちご大福といえば、早いところで年末年始頃から春先まで食べられる冬の定番スイーツですし、ゆず塩らーめんも冬だからこそ体が温まるようなメニューなので、まさに冬におすすめ😊
ちなみにプチ情報を載せておくと、道の駅もてぎは、実は栃木県で一番初めに出来た(1996年に誕生)県内第一号の歴史ある道の駅なんです。
そんな道の駅もてぎで茂木町の美味しいものを購入して、そして城山公園の上で町の景色を見ながらいただくなんていうのも良いですよね。
他にも美味しいものが色々ありますので、是非訪れてみてください。
[aside type=”boader”]【基本情報】
住所 | 栃木県芳賀郡茂木町茂木1090-1 |
電話番号 | 0285-63-5671 |
営業時間 | 公式サイトから ご確認ください |
定休日 | 公式サイトから ご確認ください |
駐車場 | 有 |
アクセス | マップを開く |
公式サイト | 公式サイトを見る |
七ツ岩吊橋(那須塩原市)
七ツ岩吊橋は、温泉地として有名な栃木県の塩原温泉郷方面にある観光スポットです😊
また、周辺には野立岩や竜化の滝といったいくつかの自然が綺麗な観光スポットもあります。(ただし、冬は地面が凍結している可能性がありますので十分にご注意ください。)
冬の旅行と言えばやっぱり温泉に入りたいという方が多いと思いますが、実はこちら七ツ岩吊橋の駐車場には天然温泉の足湯がありますので、旅の疲れを癒したい方にもおすすめです。
那須塩原市を観光してから、旅館へ行く前に、吊橋の上から景色を眺めたり、足湯に入ってまったりすれば、良い時間を過ごせると思います😊
ちなみに、先ほどの道の駅もてぎは県内第一号の道の駅でしたが、こちら七ツ岩吊橋の足湯は県内第一号の足湯として誕生したものなんです😊
栃木県では他に道の駅きつれがわや道の駅どまんなかたぬまなどにも足湯がありますので、是非お出かけの際の参考にしてみてください。
[aside type=”boader”]【基本情報】
住所 | 栃木県那須塩原市塩原 |
駐車場 | 有 |
アクセス | マップを開く |
道の駅どまんなかたぬま(佐野市)
道の駅どまんなかたぬまの足湯
今お話しした道の駅どまんなかたぬまもまた栃木県の冬のおすすめ観光スポットのひとつで、足湯があるというのも一つの理由ですが、こちらはイルミネーションもとても綺麗なんです。
毎年11月のはじめから、12月,1月,そして2月の終わりくらいにかけてイルミネーションが点灯し、佐野市のキャラクターさのまるくんのイルミネーションも設置されていて可愛いです😊
佐野市といえば佐野ラーメンも有名ですが、道の駅ではその佐野ラーメンのお土産品や、佐野ラーメンのお店の冷凍餃子なども販売されていて、色々な佐野市のお土産を購入できます。
三種の食パン特化型ベーカリーうまい食パンなどもありますので、もし佐野市を観光される際には是非どまんなかたぬまへお立ち寄りください。
また、こちらから約5kmの場所にある出流原弁天池は、冬だけではなく一年を通しておすすめな観光スポットで、一帯は赤見温泉街として知られており、いくつかの旅館があります😊
↓出流原弁天池↓
(日本名水百選)
もし佐野市で旅行を考えている方は、是非出流原弁天池のほとりに宿泊されてみてはいかがでしょうか。(次にご紹介するあしかがフラワーパークからも約8.8kmとアクセスしやすいです。)
[aside type=”boader”]【基本情報】
住所 | 栃木県佐野市吉水町366-2 |
電話番号 | 0283-61-0077 |
営業時間 | 公式サイトから ご確認ください |
定休日 | 公式サイトから ご確認ください |
駐車場 | 有 |
アクセス | マップを開く |
公式サイト | 公式サイトを見る |
あしかがフラワーパーク(足利市)
あしかがフラワーパークといえば栃木県屈指の人気観光スポットですし、イルミネーションも大変綺麗なので、栃木県で冬に観光と言ったら真っ先に思い浮かぶ方も多いと思います😊
私もこれまでに何度も足を運ばせて頂いておりますが、春には藤の花が本当に綺麗に咲いていますし、冬にはイルミネーションの光の花が咲いていて、いつ見に行っても素敵な場所です。
あしかがフラワーパークのイルミネーションは、点灯が始まる時期も比較的早く、10月中旬頃から、11月,12月,1月そして2月の中旬頃までの約4か月間に渡り楽しむことが出来ます。
なお、足利市と言えば、本堂が国宝に指定されている鑁阿寺、日本最古の学校である足利学校、七色の鳥居が美しい足利織姫神社など、季節に関係なく冬でも見られる名所が沢山あります。
先程ご紹介させて頂いた出流原弁天池にもアクセスしやすいので、是非そういった所を予定に入れて旅行を楽しまれてはいかがでしょうか😊
[aside type=”boader”]【基本情報】
住所 | 栃木県足利市迫間町607 |
電話番号 | 0284-91-4939 |
営業時間 | 公式サイトから ご確認ください |
定休日 | 公式サイトから ご確認ください |
駐車場 | 有 |
アクセス | マップを開く |
料金 | 料金はこちら |
公式サイト | 公式サイトを見る |
岩下の新生姜ミュージアム(栃木市)
岩下の新生姜ミュージアムとは、栃木県を代表する名産品・岩下の新生姜をモチーフにした色々なグッズが展示されていたり、生姜を使ったカフェなどもある人気の博物館です。
中は岩下の新生姜のピンク色に染まっており、しかも入場無料、そして岩下の新生姜のお土産品なども色々と販売されていて、屋内施設なので季節に関係なく冬でも楽しめる場所です。
思わず写真を撮りたくなるようなフォトスポットがいっぱいありますので、栃木市をご観光の際には是非訪れてみてはいかがでしょうか😊
[aside type=”boader”]【基本情報】
住所 | 栃木県栃木市本町1-25 |
電話番号 | 0282-20-5533 |
営業時間 | 公式サイトから ご確認ください |
定休日 | 公式サイトから ご確認ください |
駐車場 | 有 |
アクセス | マップを開く |
公式サイト | 公式サイトを見る |
しもつけ彩風菓松屋(壬生町)
しもつけ彩風菓松屋さんは、栃木県壬生町にある人気の和菓子屋さんで、栃木県民の方ならこちらのお店のファンの方も多いと思います。
なぜこちらが冬におすすめの場所なのかというと、実は12月末からお店の人気商品であるいちご大福の販売がついに始まるんです😊
ご存知ない方もいるかもしれませんので説明すると、こちら壬生町の松屋さんは、実はいちごが見えるタイプのいちご大福発祥のお店で、こちらが全国で初めて販売を開始したんです。
↓松屋さんのいちご大福↓
それまではいちごを丸ごと包むいちご大福が主流であった中、壬生町の松屋さんが2000年にこちらのデザインで販売を開始して以降、そのスタイルが全国へと広まっていきました。
そして、単純にその発祥だから人気というわけではなく、松屋さんの和菓子はどれもが本当に美味しくて、いちご大福も、お餅、餡、そしていちご、そのバランスが絶妙で絶品です😊
こちらは12月末から、1月,2月,3月,4月,そして5月中旬頃まで販売されているそうですので、気になる方は是非いただいてみてください。
[aside type=”boader”]【基本情報】
住所 | 栃木県下都賀郡壬生町安塚2284-1 |
電話番号 | 0282-86-0051 |
営業時間 | 公式サイトから ご確認ください |
定休日 | 公式サイトから ご確認ください |
駐車場 | 有 |
アクセス | マップを開く |
公式サイト | 公式サイトを見る |
公式Twitter | 公式Twitterを見る |
公式インスタグラム | 公式インスタグラムを見る |
公式フェイスブックページ | 公式フェイスブックページを見る |
日光山内(日光市)
日光東照宮の陽明門
日光山内とは、日光東照宮・日光二荒山神社・日光山輪王寺の二社一寺がある地域のことで、これら三つの社寺(及びそれらが管理する社寺等)が合わせて世界遺産に登録されています。
江戸時代までは、東照宮・二荒山神社・輪王寺も含め、日光の寺社群を総称して『日光山』と呼びましたが、明治時代の神仏分離令によって、日光山は輪王寺の山号となりました。
このうち日光東照宮は徳川家康公をお祀りする場所として特によく知られていると思いますが、実は日光二荒山神社と日光山輪王寺のほうが、東照宮より850年近く歴史が古いです。
↓日光二荒山神社本社↓
また、日光東照宮・日光二荒山神社に関しては、境内が比較的分かりやすいので、特に迷いなく観光できると思いますが、このうち少し分かりにくいかもしれないのが輪王寺です。
先程お話ししたように、元々は一体であった日光山が神仏分離令によって分かれたという歴史も関係しており、日光山輪王寺とは一つのお寺がそこにあるというイメージではなく
日光山内にある、大猷院・三仏堂・慈眼堂・常行堂・中禅寺・大護摩堂・四本龍寺等のお堂や本坊、更には十五の支院全てを統合して、その全体を日光山輪王寺と総称しています。
そして、このうち最もよく知られているのが三仏堂ではないかと思います。
↓日光山輪王寺の三仏堂↓
東日本最大の木造建築とされ、堂内では千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音の三尊仏がお祀りされていて、それぞれ高さ7mを超えるそうです。
ちなみに、三仏堂の正面に掲げられている扁額はなんと畳六畳分の大きさがあるそうで、それだけでどれだけ建物が大きいか分かりますよね😊
↓三仏堂の扁額↓
これら日光の社寺は、冬だからこそおすすめの場所というわけではありませんが、いつ行っても見所が沢山ある名所ですので、最後にその見所などとともにご紹介させて頂きました。
ちなみに、日光東照宮が単純に金色の煌びやかな神社というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、実はもともとはもっと質素で小さなものであったそうです。
徳川家康公は、自分が関東の守り神となるため、自分の一周忌が過ぎた後に日光の地に小さな堂を建てるようにとの遺言を残すと、二代将軍徳川秀忠公はその通りに東照宮を建てましたが
祖父である徳川家康公を崇敬していた三代将軍徳川家光公によって大規模な改築が施され、現在のような豪華絢爛な姿となったそうです😊
実は、そんな家光公の墓所もまた日光山内にあり、その霊廟こそが輪王寺の管轄する大猷院で、自分の亡き後も家康公に仕えたいという思いから遺言で東照宮のそばに造らせたそうです。
↓大猷院の二天門↓
上の写真に写っている大猷院の二天門は、日光山内において最も大きな門だそうです😊
ちなみに、大猷院には合わせて22件の国宝・重要文化財がありますが、祖父の東照宮を凌いではならないという遺言から、金と黒を使用した重厚で落ち着いた印象の造りとなっています。
[aside type=”boader”]【基本情報】
日光東照宮
住所 | 栃木県日光市山内2301 |
アクセス | マップを開く |
最後に
あしかがフラワーパーク園内
こちらのブログでは、栃木県の冬(12月・1月・2月)のおすすめ旅行・観光スポットについて、いくつかご紹介させて頂きました😊
ちなみにもし日光へ冬に旅行されるのであれば、日光山内からも程近い場所にある魚要さんの元祖湯波そばがおすすめですよ!
↓魚要さんの元祖湯波そば↓
体が芯からぽかぽか温まり、そして何より蕎麦も湯波もとても美味しいです😊
最後まで読んで頂きありがとうございました。