神橋|栃木県日光市|御朱印|紅葉の名所|歴史や伝説を紹介

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栃木県日光市

神橋

神橋と書いて、読み方はしんきょうです。

世界遺産・日光山内への入り口にかかる木造朱塗りの美しい橋で、橋の下には中禅寺湖から下ってきた大谷川が流れています。

この橋のすぐ近くには、日光の社寺の始まりの場所である四本龍寺本宮神社もあります😊

こちらのブログでは、神橋の歴史や伝説についてご紹介させて頂きます。

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【基本情報】

住所 栃木県日光市上鉢石町
電話番号
(日光二荒山神社)
0288-54-0535
アクセス マップを開く
公式サイト 公式サイトを見る
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目次

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神橋と勝道上人

神橋と大谷川

日光山を開き、男体山登頂の偉業を成し遂げられた勝道上人は、はじめこの地に訪れた際、大谷川の急流に行く手を阻まれてしまいます。

しかし、神仏に加護を求めると、右手に二匹の蛇を巻いたじんじゃおうが現れ、この二匹の蛇を放つと虹のように橋となり、川を渡ることができたという伝説が残されています😊

この際、蛇の背からやますげが生えたため、以来この橋は山菅橋や山菅の蛇橋と呼ばれたそうです。

勝道上人はその後、橋の近くの紫雲が立ち昇る場所に草庵を建てると、これが四本龍寺となり、のちに日光山輪王寺となりました。

↓四本龍寺・観音堂↓

また、川を渡った翌年の767年に、男体山の神を祭る祠を建てると、これが日光二荒山神社となり、現在は本宮神社となっています。

↓本宮神社拝殿↓

勝道上人はその後、767年、781年と男体山の登頂を目指しますが原始林に阻まれ、782年の三度目の挑戦で見事登頂に成功しました😊

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神橋の歴史

日光山内入り口のシンボルのような存在でもある神橋は、木造朱塗りの色鮮やかな橋で、下には大谷川が流れています。

なお神橋は現在、世界遺産『二社一寺(日光山内)』の日光東照宮日光二荒山神社・日光山輪王寺のうち、日光二荒山神社が管轄されている建造物で、世界遺産を構成する重要な遺産です。

勝道上人の神秘的な伝説によれば、奈良時代の766年頃に起源を持つこの橋は、808年に、下野国司の橘利遠が大工棟梁の山崎太夫長兵衛に新たに架けさせたそうです。

橋の存在がはっきりと確認できる書物が現れるのは室町時代(1336-1573)のことだそうで、当時は一般庶民も渡ることが許されていました。

その後、日光東照宮の大造替に伴い、日光山の入り口にふさわしい橋とするため、1636年に架け替えが行われ、この時に現代と同じ姿となって神橋と改名されました😊

以降、神橋は徳川将軍と日光修験の山伏(山岳で修行をする修験道の行者)のみ渡ることを許された神聖な橋となり、庶民は神橋のそばに架けられた仮橋を渡るようになったそうです。

その後1902年に発生した洪水のため神橋が流されてしまったことから、現在見ることが出来るものは、1904年に再建されたものとなります。

日本三大奇矯

こちら日光市の神橋は、日本三大奇矯の一つにも数えられており

  • 山口県岩国市の錦帯橋
  • 山梨県大月市の猿橋
  • 栃木県日光市の神橋

の三つを日本三大奇矯とする説があります😊

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御朱印

神橋の御朱印です。

神橋入り口に御朱印の授与所があります😊

紅葉の名所

日光と言えば紅葉が綺麗なことでもよく知られていますが、神橋の周りの紅葉も大変綺麗です。

ただ、紅葉の期間中は混雑が予想されますので、お車で行かれる場合は十分ご注意ください。

神橋を渡るには?

前述の通り、以前は庶民が渡ることを許されていなかった神橋は、現在は通常であれば有料にて渡ることが出来ます。

ただし、対岸まで渡り切ることはできませんので、橋を渡り、引き返す形となりますが

二荒山神社で結婚式をされる方は、参進の儀として神橋を渡りきることができるそうです😊

最後に

神橋の下を流れる大谷川は、男体山の麓に広がる中禅寺湖から流れ出した水が、華厳の滝となって流れ落ちて下ってきた川で

この大谷川の流れを上流まで見てみると、大谷川→華厳の滝→中禅寺湖→湯川→竜頭の滝→湯川→湯滝というように

奥日光三名瀑と言われる華厳の滝竜頭の滝湯滝は全て一つの水の流れで繋がっています。

日光の社寺を見てから、山を上って奥日光方面へ行かれる場合、そういったところを意識するとより日光の魅力が実感できると思いますので、是非参考にしてください😊

また、神橋の公式サイトからは、ライブカメラで現在の神橋の様子をご覧頂けますので、そちらも是非ご覧になってみてください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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