
栃木県日光市
『中禅寺湖(ちゅうぜんじこ)』
日光市に数ある人気スポットの中でも、必ず見ておきたいのがこの中禅寺湖😊
大きさは東京ドーム250個分にもなる約12㎢で、ダムや溜池を含む栃木県内にある30以上の湖沼の中で最大の面積を誇ります。
こちらのブログでは、中禅寺湖周辺散策スポット、歴史や見どころ、中禅寺湖の夕日の様子などをご紹介させていただきます。
歌ヶ浜第一駐車場
住所 | 栃木県日光市中宮祠 |
駐車場 | 有 |
アクセス | マップを開く |
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中禅寺湖駐車場

季節によっては、一部の駐車場が利用できない可能性もございます。
ご不明な点、ご確認したい点がある場合は、直接市の方へお問い合わせして頂き、ご確認頂きますようお願い致します。
中禅寺湖畔にはいくつか駐車場があり、一番利用しやすいのが歌ヶ浜第一駐車場です。
その他、歌ヶ浜第二駐車場(冬季閉鎖)、立木第一駐車場、立木第二駐車場などがあります。
歌ヶ浜第一駐車場からは、中禅寺湖と、男体山の様子が良く見えます。

なお、英国大使館別荘記念公園、イタリア大使館別荘記念公園、華厳の滝なども、ここから徒歩で歩いて行ける距離にあります。
中禅寺湖の歴史

中禅寺湖の誕生の歴史は今から約2万年前までさかのぼり、その形成にはすぐそばにある男体山の存在が大きく関係しています。
男体山は標高2486m、日本百名山にも名を連ねる日光の名峰として知られていますが
現在は静穏な状態が続いているものの、かつては周囲の地形を変えてしまうほどの大規模な噴火活動をしてたそうです。
そして今から約2万年ほど前にも噴火活動が行われていた痕跡が残されており
中禅寺湖はその2万年前の噴火の際に形成された堰止湖であることが分かっています。

堰止湖とは、火山から噴出した溶岩などが川を堰き止めることによって形成される湖のことであり、中禅寺湖の場合は、大谷川が堰き止められたことにより誕生しました。
また、同じ日光にある湯ノ湖も、湖の東にある三岳の溶岩による堰止湖です。
↓湯ノ湖↓

中禅寺湖は一周の長さが25kmあり、県内では1番広く、国内にある1万2000を超える湖沼の中でも25番目の広さを誇ります。
なお、ここ中禅寺湖は標高1269mの位置にあり、大きさが10㎢以上の湖としては、国内で最も水面標高が高い湖です。
湖畔からは豊かな自然が織りなす美しい景観を望むことができることから、日光の人気スポットとして親しまれています。

そんな約2万年前から存在していたとされる中禅寺湖ですが、日本の歴史上では、西暦782年に勝道上人という僧が日光を開拓した際に初めて発見されたと伝えられています。
勝道上人はその後、784年に後の中禅寺となる神宮寺を建立し、このお寺の名前から中禅寺湖と名付けられることとなりました。
ちなみに、この中禅寺湖にはもともと魚が生息していなかったそうですが、明治の頃から徐々に放流が行われ、現在ではマス類をはじめとする様々な魚が生息しています😊
船の駅周辺からの景色
駐車場に車を停めて湖畔へと降りると、とても美しい景観を楽しむことが出来ます。

中禅寺湖がある場所は標高1000mを超えているため、夏でも涼しい風を感じます。
近くには、中禅寺湖を一望できる無料の展望台もありますので、是非のぼってみてください。


少し高いところから見てみると、遠くの様子までよくわかります。
中禅寺湖と夕日
以前、日が沈むころ中禅寺湖の湖畔を歩いていたところ、曇り空が一転、夕日に染まる大変美しい湖の様子をみることが出来ました。
最初は、このように雲も多く、夕日は見られないかなと思っていたのですが

それがどんどん綺麗になり

見たこともないような絶景に。

逆に空に雲が残っていたので、夕日の鮮やかな色を雲が反射して、それを湖が写し、このような絶景をみることができました😊
皆さんも、夕日がみられる時間になったら、是非湖畔を散歩してみてください。
中禅寺湖周辺の散策スポット

中禅寺湖周辺のおすすめ散策スポットは、以下の場所が挙げられます。
日光二荒山神社中宮祠は、日光山を開いた勝道上人が784年に創建したもので、世界遺産にも認定されている日光二荒山神社の一部です。
↓日光二荒山神社中宮祠↓

こちらの日光二荒山神社は、本社・中宮祠・奥宮という三か所に分かれており
本社は日光東照宮のそばにありますが、奥宮は男体山の山頂にあり、本社と奥宮の丁度中間に位置しているのがこの中宮祠です。
英国大使館別荘記念公園、イタリア大使館別荘記念公園、華厳の滝、二荒山神社中宮祠
その全てを見学させていただきましたが、どこも大変素晴らしい場所でした😊
本当に中禅寺湖周辺は見どころがいっぱいなので、この周辺だけで一日楽しめると思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。