湯滝|奥日光|名前の由来|誕生の歴史・豆知識・特徴を紹介

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栃木県日光市

湯滝(ゆたき)』

奥日光にある湯滝は、そのすぐそばにある湯ノ湖から流れ落ちる水から成る名瀑で

落差97mもある華厳の滝竜頭の滝と併せて奥日光三名瀑の1つと言われています😊

しかし、なぜ名前にの文字が使われているのか不思議に思う方も多いと思いますので

こちらのブログでは、湯滝の名前の由来と、誕生の歴史、豆知識、湯滝ならではの特徴について詳しくご紹介させて頂きます。

【基本情報】
住所栃木県日光市湯元
駐車場
アクセスマップを開く

↓湯ノ湖湖畔駐車場↓

奥日光 湯ノ湖の駐車場
目次

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名前の由来と誕生の歴史

奥日光 紅葉の湯滝

湯滝の名前の由来を知るには、まずはその誕生の歴史を説明しなければなりません。

時を遡ること今から約6000年前、当時日光の中禅寺湖は既に存在していましたが、この頃まだここに湯滝はありませんでした。

そんなときに発生したのが、現在も湯滝の北東に位置する三岳という山の噴火です。

この噴火で噴出した溶岩が、湯川を堰き止めた結果、湯ノ湖と湯滝が誕生しました。

奥日光 湯滝の名前の由来にも関係する湯ノ湖
湯ノ湖

湯川湯ノ湖湯滝と湯の文字が沢山見られますが、実は湯滝がある場所では温泉が湧出していて、湯ノ湖湖畔には湯元温泉郷があります。

奥日光 湯本温泉郷
湯元温泉郷

こちらの湯元温泉の歴史はとても古く、なんと奈良時代に開湯したそうです😊

ちなみに、湯ノ湖の地底からも温泉が湧出しており、湯ノ湖周辺では温泉の香りがします。

ただ、湯ノ湖自体が温泉のように温かいわけではなく、湯滝を流れ落ちるのも冷たい水です。

ですが、その温泉の湧出にちなんで湯滝と名付けられているというのが名前の由来です。

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ハイキングコース

湯滝から続くハイキングコース

湯滝の観瀑台から戦場ヶ原までは、綺麗な景色を見ながら歩ける木道が整備されています。

ここがハイキングコースとして人気で、綺麗な自然に囲まれながら散策することが出来ます。

ハイキングコースの途中にある泉門池は、この3文字でいずみやどいけと読みます。

↓泉門池↓

湯滝から続くハイキングコースにある泉門池(いずみやどいけ)

池の向こう側には男体山が見えるこちらの場所は、池のそばにはベンチも用意されており、散策路の休憩スポットになっています。

とても心地よい風を感じながらお散歩が出来ますので、気になる方は是非こちらでハイキングを楽しんでみてください😊

湯滝の特徴

湯滝の見どころの1つ・流れ落ちる瞬間

湯滝は奥日光三名瀑の1つとされる、とても見ごたえのある名瀑です。

滝壺までの高さは約70m・幅は約25m・長さは約110mにもなります。

湯滝だからこそと言える大きな特徴は、その体感的な距離の近さです。

滝まで約10mほどの位置から観ることができるため、大変迫力があります。

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湯ノ湖

奥日光 湯ノ湖と山々

前述の湯ノ湖や、男体山が生んだ中禅寺湖のように、火山が噴出した溶岩が川を堰き止めた結果生まれる湖はせきとめと呼ばれます。

湯ノ湖にも湖畔に沿った散策路があり、歩いてみるととても気持ちが良いのでおすすめです😊

ちなみに、夏は涼しい湯ノ湖周辺は、冬になると極寒の地へと変わります。

しかしながら、冬にしか見ることができない、凍結して、雪が積もり真っ白になった湯ノ湖もまた綺麗と人気があるようです😊

↓冬の湯ノ湖↓

また湯ノ湖では、毎年1月31日から奥日光湯元温泉雪まつりが開催されます。

その中で花火大会も開催され、湯ノ湖湖畔から打ち上げられる花火が冬の夜空を彩ります。

この真冬の寒い時期に花火を観られるのは、栃木県内でも他にない特別なイベントです。

湯滝の豆知識

最後に、湯滝についてこれを知っておくとより楽しめる豆知識をご紹介します。

というのも、この湯滝は奥日光三名瀑の1つであると先に書きましたが

実は湯滝・竜頭の滝・華厳の滝は、全て同じ水の流れでつながっています。

その始まりの場所がここ湯滝であり

湯滝を流れ落ちた水は湯川を通って竜頭の滝となり、それが中禅寺湖へと流れ込んで最後に華厳の滝へと姿を変えて流れ落ちます。

↓華厳の滝↓

奥日光 湯ノ湖へと繋がる華厳の滝

湯滝が最も奥地にある滝となりますので、三つの名瀑をまわる際の参考にしてください。

以上、湯滝の歴史や特徴、名前の由来、併せて湯ノ湖についても詳しくご紹介しました😊

夏に行くと涼しく、冬に行くと寒いですが、冬ならではのお祭りや、冬の時期としては珍しい花火を楽しむことが出来ます。

気になる方は、お車の運転に気を付けながら、是非足を運んでみてください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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