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磐裂根裂神社|壬生町|御朱印|栃木県指定史跡の亀塚古墳に鎮座する神社
栃木県下都賀郡壬生町
『磐裂根裂神社(いわさくねさく神社)』
磐裂根裂神社の主祭神として祀られている磐裂神・根裂神という神様は、初めて日光の男体山の登頂に成功した、勝道上人という方にも深い関わりのある神様として伝えられています。
また、磐裂根裂神社の本殿は亀塚古墳という古墳の上に御鎮座されており、創建は元亀元年という亀にゆかりのある神社で、境内には至る所で亀の像をみることが出来るのも見所です😊
こちらのブログでは、磐裂根裂神社の歴史や御朱印情報、境内の様子をご紹介させて頂きます。
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【基本情報】
住所 | 栃木県下都賀郡壬生町安塚1772-1 |
電話番号 | 宮司様宅 0282-86-2618 カーナビ用電話番号 0282-86-6952 |
駐車場 | 有 |
アクセス | マップを開く |
公式サイト | 公式サイトを見る |
公式Twitter | 公式Twitterを見る |
公式インスタグラム | 公式インスタグラムを見る |
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磐裂根裂神社の歴史
栃木県壬生町の磐裂根裂神社は、元亀元年(1570)の創建と伝えられ、御祭神として磐裂神・根裂神をお祀りしている神社です。
なお、磐裂神・根裂神を祀る神社は特に栃木県の日光市やその近辺に多く、これは男体山登頂の偉業を成し遂げられた勝道上人が
男体山登頂の成功は、磐裂神・根裂神等の助けによるものであることから、周りの人、そして自分の子孫は、常に磐裂神や根裂神を尊崇して、必ずその神恩を忘れてはならない。
という言葉を言い残したという言い伝えにも深く関係しているそうです😊
なお勝道上人という方は、日光市の世界遺産『二社一寺(日光二荒山神社・日光東照宮・日光山輪王寺)』のうち、日光二荒山神社と日光山輪王寺の前身となった社寺を創建した凄い方です。
壬生町にある磐裂根裂神社は、地域からはいわねさんと呼ばれ親しまれており、また福巻寿司(恵方巻き)発祥の地ともいわれ、境内には今年の恵方が分かる恵方神社もあります😊
磐裂神・根裂神を祀る神社の分布
実際に磐裂根裂神社又は磐裂神社や根裂神社という名前の神社の分布を調べてみると、日光市、隣接する鹿沼市、そしてその流れに続くように壬生町にも多く存在することが分かりました。
また、その他の社名で磐裂神・根裂神を祀る神社も存在し、鹿沼市にある加蘇山神社や、県内に数多くある星宮神社という名前の神社でも、磐裂神・根裂神を祭神としてお祀りしています。
私も栃木県内を巡っている最中に、色々な所で星宮神社を目にするのですが、この星宮神社は栃木県が最も多いそうで、かつてそう呼ばれたものも含めると約260社もあるということです😊
これはなぜかというと、今もなお星宮神社と呼ばれる神社は、かつては虚空蔵菩薩という仏様をお祀りしていたそうで、この背景に勝道上人と日光修験道が深く関わっているのですが
神仏分離令により虚空蔵菩薩が祀られなくなると、虚空蔵菩薩が国造りに通ずるところから、岩を砕き、根木の根を掘るという国造りに通ずる磐裂神・根裂神を祀るようになったそうです。
そのため、今なお星宮神社と呼ばれている神社もあれば、星宮神社と呼ばれていた場所から磐裂神社と名称が変わったところなどもあるようで、これらは栃木県ならではの特徴だそうです。
亀塚古墳
前述の通り、磐裂根裂神社の本殿は亀塚古墳という前方後円墳の上に鎮座されており、拝殿の後ろ側へと進むと古墳を見ることが出来ます。
前方後円墳とは、四角計(方形)の突出部と円形の主丘が接続する鍵穴のような形をした古墳のことで、社殿は四角形の方にありますので、社殿の後ろの円形部ははっきりと観察できます😊
なお、こちらが亀塚古墳と呼ばれているのは、昔この辺りに第10代崇神天皇の皇子が永く住まれ、長生きされたことから、長寿の象徴の亀の文字を使い亀塚と呼ばれるようになったそうです。
また、地名の安塚にも由来があり、昔は塚が八ツあったことから八ツ塚と呼ばれたのが、いつしか安塚となり地名として残ったそうです。
そして古墳自体は、周囲に存在する古墳群の状況から6世紀後半頃に築かれたものと推定されており、栃木県指定史跡となっています。
実は、下野市、栃木市、小山市、上三川町、壬生町といった栃木県南部の地域には、亀塚古墳をはじめとする古墳群が多く存在しており、それらはしもつけ古墳群とも呼ばれています。
壬生町に存在する主要な古墳についてはこちらでもご紹介させて頂いておりますので、気になる方は是非ご覧になってみてください😊
御朱印
磐裂根裂神社の御朱印には、通常の御朱印の他、月で変わる限定御朱印などもあるそうです。
最新の御朱印情報については公式サイト、公式Twitter、公式インスタグラム等でご紹介されていますので、気になる方は是非そちらの方からチェックしてみてください😊
10月の限定御朱印です。
本日より緊急事態宣言解除となりました。直書き可能ではありますが、十分な感染対策をとってお参りください。 pic.twitter.com/0RrBjWbXrI— 磐裂根裂神社 (@iwanesan_1873) September 30, 2021
七福神巡り
亀塚古墳の円形の主丘の周りには、それを囲うように七福神様が配されており、七福神お姿めぐりもすることができます。
古墳をぐるりとまわり眺めながら、ご利益がありますようにと、それぞれの神様にお祈りしながら七福神巡りをさせて頂きました😊
九難除け至福神社(夢福神)巡りの一社
栃木県内には、私たちの悪い夢(厄)などを食べて、良い夢(幸福)を与えてくれる獏の化身、夢福神様をお祀りしている神社が計九社あり、九難除け至福神社めぐりとして人気です。
壬生町の磐裂根裂神社の他
- 下野星宮神社(下野市)
- 薬師寺八幡宮(下野市)
- 鷲宮神社(栃木市)
- 白鷺神社(上三川町)
- 大前神社(真岡市)
- 栃木県護国神社(宇都宮市)
- 蒲生神社(宇都宮市)
- 鹿島神社(益子町)
の計九社にいらっしゃり、磐裂根裂神社は健康長寿にご利益のある夢福神様がいらっしゃる場所で、各神社の夢福神様にはそれぞれ異なるご利益があるとされています😊
また、夢福神様のお姿にもそれぞれの神社で違いがありますので、そういったところにも注目しながら、是非九難除け至福神社めぐりをされてみてはいかがでしょうか。
最後に
こちらのブログでは、栃木県壬生町にある磐裂根裂神社についてご紹介させて頂きました。
磐裂根裂神社の境内にはいくつかの境内社もあり、大杉神社をお守りしている狛犬の表情が可愛らしかったのも印象的でした。
磐裂神・根裂神を祀る由緒ある神社であり、沢山の見所がある神社ですので、気になる方は是非参拝されてみてはいかがでしょうか😊
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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