千駄塚古墳|小山市|浅間神社が鎮座する県内最大級の円墳

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栃木県小山市

千駄塚古墳

栃木県小山市の千駄塚・間々田周辺では、以前から多くの古墳が見つかっており、その千駄塚古墳群の主墳が千駄塚古墳です。

県内有数の規模を誇る円墳で、高さは約10m、直径は約70mにもなるとても立派な古墳です😊

こちらのブログでは、そんな千駄塚古墳の様子や歴史についてご紹介させて頂きます。

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【基本情報】

住所 栃木県小山市千駄塚144-1
アクセス マップを開く
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目次

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千駄塚古墳

千駄塚古墳を含む遺跡は、千駄塚浅間遺跡と呼ばれ、思川東岸に位置しており、これまでに何度か調査が行われてきました。

千駄塚浅間遺跡は、縄文時代から江戸時代までという時代幅の広い複合遺跡であり、約750,000㎡の範囲がその遺跡地。

市街化に伴い、今はもう見られなくなってしまったものを含め、古墳や竪穴住居など数多くの遺跡が見つかっています。

千駄塚古墳は、その規模からしても千駄塚浅間遺跡における主要な遺跡であり、別名・浅間山古墳とも呼ばれています。

6世紀末~7世紀初めの築造と考えられており、直径約70mで、高さは約10m。

二段築成で造られており、墳丘の周りには幅15~20mの周溝が二重にめぐらされています。

ちなみにこちらの千駄塚古墳、まんが日本昔ばなしの題材にもなっていて

その話の中では千頭の馬が運んだ積み荷で築いた塚であるという話になっています😊

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浅間神社

千駄塚古墳の墳丘の頂上には、浅間神社が鎮座しており、古墳の入り口に浅間神社の鳥居が建てられています。

その頂上には神社の社殿が建てられているのですが、東日本大震災の影響を受け、屋根がブルーシートで覆われていました。

しかしながら、拝殿から本殿までの様子を詳しく見ることが出来、本殿前でお守りする狛犬が逆立ちをしているような姿が印象的でした😊

浅間神社の境内は、中心の古墳を囲うようにクマザサが茂っているのも印象的で、綺麗に手入れされているのが分かります。

また、古墳北側には、付近から出土した石棺も展示されています。

栃木県宇都宮市には大谷石で有名な大谷町がありますが、実は大谷石は今から約1500年前には既に利用されていたことが分かっており

それが、大谷町から約40kmも離れた小山市千駄塚からも石棺として発見されたそうなのですが、こちらがその石棺なのでしょうか。

その詳細について完全にはわからなかったのですが、地域の歴史を紐解く上で重要なものであることには間違いありません。

ちなみにこちらの千駄塚古墳・浅間神社から、北東へと約1km進むと、県内に十二社しかない延喜式内社の安房神社があり

反対に南西に約1km進むと、国の重要無形民俗文化財に指定された間々田のジャガマイタの会場でもある間々田八幡宮があります。

春の桜

小山市の千駄塚古墳は、季節によって異なる様子に変わるところもその魅力の一つで

春になると、浅間神社参道に植えられた立派な桜の花が見事に咲いていました。

この桜の木を見ていると、なんと春なのに、夏の生き物である蝉の抜け殻を発見。

桜の木の下で何ヶ月もの間、雨風をしのいで春を迎えたのですね😊

千駄塚古墳の参道入り口は、車も良く通る日光街道沿いにあるので、春に通るとその綺麗な桜の様子にきっと気が付くと思います。

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秋の紅葉

千駄塚古墳の入り口には、とても立派なイチョウの木が植えられており、そのイチョウが紅葉する秋もまた素敵です。

こちらは、まだ紅葉し始めでほとんどの葉が緑色のイチョウになりますが

少し時間が経ち、紅葉が見頃を迎えると、こんなに鮮やかな黄色に変化します。

遠くから離れて見ると、まるでハート形のようにも見えて、本当に綺麗なイチョウでした。

ここまで立派なイチョウの木は、付近にはあまりないと思いますので、是非秋の紅葉の時期にも訪れてみてほしいです。

最後に

小山市の千駄塚古墳は、日光街道を通るだけでは、少し中に入った場所にあるので、その存在に気が付かない方も多いかと思います。

でもそれでは少し勿体ないなと個人的には思うので、千駄塚古墳に興味がある方は、是非春や秋に訪れてみてほしいです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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