間々田八幡宮|猫も暮らす桜の名所|参拝者に人気の御神塩とは?

栃木県小山市
『間々田八幡宮』
今から約1300年前に創建された神社で、かつては藤原秀郷が、平将門を討つ前に戦勝祈願を行った場所としても知られています。
春には桜の名所として親しまれている他、2019年に国の重要無形民俗文化財に指定された間々田のジャガマイタの会場でもあります。
↓間々田八幡宮の桜↓
また、境内では何匹かの猫の姿も見られ、参拝者を癒してくれる存在になっています😊
こちらのブログでは、間々田八幡宮の歴史や境内の様子と、参拝者の間で人気があるという御神庫の塩についてもご紹介させて頂きます。
間々田八幡宮の歴史
間々田八幡宮の歴史は古く、今から約1300年前の奈良時代中期、729年から749年までの天平年間に勧請されたものと伝えられています。
939年頃に起きた平将門の乱に際しては、藤原秀郷が間々田八幡宮ほか沿道の神社仏閣に戦勝祈願を行い、見事その乱を平定。
このご神徳へのご恩返しとして、神社にご神田、すなわち田んぼが奉納され
それ以降間々田八幡宮が鎮座する一帯は飯田(まんまだ)の里と呼ばれるようになりました。
そして江戸時代に入ると、この地がちょうど日光と江戸との中間点となることから
その地名が飯田(まんまだ)から間々田(ままだ)へと改められたのだそうです。
ちなみに藤原秀郷は、のちに間々田を含む小山の地を治めた小山氏の祖先にあたる存在で、現在は佐野市にある唐澤山神社にて祀られています。
↓藤原秀郷を祀る唐澤山神社↓
その後、この間々田八幡宮にご利益があるという話は後世にまで言い伝えられたそうで
1189年には、奥州藤原氏との合戦に臨んだ源頼朝もまたこの間々田八幡宮に参拝をされ、その際に境内に松を植えています。
↓源頼朝手植えの松↓
この松は1905年に枯死してしまったものの、それまで氏子らにより大切に守られていたそうで、現在は三代目の松が植えられています😊
御朱印
間々田八幡宮の御朱印です。
通常の御朱印の他、月の限定御朱印・じゃがまいた限定御朱印などもあるようです。
昨日参拝したところ②
間々田八幡宮で今月の御朱印三種類頂きました。
網戸神社から近いのでほぼセットで参拝してます。 pic.twitter.com/ADHhugFc8J
— (@teru20181031) August 30, 2020
詳しくは社務所にてご確認ください。
桜の名所
ここ間々田八幡宮は小山市の桜の名所としても親しまれており、春になると境内の色々な場所で綺麗な桜の花が咲きます。
境内には広い池もあり、その池を彩るように沢山の桜の花が咲いていました。
また、桜が咲く春の境内も綺麗ですが、秋の紅葉の季節も綺麗でした。
間々田八幡宮の塩
こちらの間々田八幡宮では、参拝者の間で塩(御神塩)が注目されているそうです。
御神塩が届いた!一緒に『榊』も付いてた。輸送中の悪い気の影響から御神塩を守るために付いてるそうです。なんと親切(*^^*)間々田八幡宮 pic.twitter.com/bZ0knLUiPH
— pmen (@pmen0616) September 14, 2017
間々田八幡宮の塩が注目されている理由について公式サイトの説明によると
もともとはこの間々田八幡宮には正式な御神塩はかったものの、あるとき女性から塩を分けていただきたいと頼まれたそうで
御神庫保管してあった塩を、正式な御神塩ではないことを伝えたうえでお分けしたところ
その後も女性は定期的に塩を持って帰られるようになり、その話が他の参拝者の間でも徐々に知られるようになって、現在では色々な方必要とされるようになったそうです😊
郵送も行っているそうですので、詳しくは公式サイトの方からチェックしてみてください。
狛犬も見所
神社には魔除けのために狛犬がいるのが一般的ですが、ここ間々田八幡宮の狛犬はその独特な風貌から人気があるようです😊
狛犬といえば、険しい顔つき、睨むよう顔つきのものが多いですが
間々田八幡宮の狛犬は可愛らしく、思わずふふっと笑ってしまうような優しい顔をしています。
↓間々田八幡宮の狛犬↓
魔除けために置かれている狛犬は、もともと拒魔犬と呼ばれるようになったのが語源であるという説もあるそうです。
間々田八幡宮を参拝される際には、是非こちらの狛犬にも注目してみてください。
境内紹介
間々田八幡宮社務所と駐車場の間に、拝殿・本殿へと続く参道があります。
参道を歩いていると右手に見えるのが、先ほどもご紹介した頼朝手植えの松。
その松のそばにあるのが宗形三女神を御祭神とする厳島神社で、こちらは間々田八幡宮のパワースポットとしても知られています。
参道わきの手水舎にて身を清め、階段を登ると見えるのが拝殿・本殿です。
間々田八幡宮の社殿は、1801年から1804年まで続く享和年間に一度焼失しており
その後1851年に行われた再建工事は、日光東照宮の大修理のために各地から集められていた宮大工達によって行われたそうです。
そのため、社殿の彫刻には、当時の宮大工たちの優秀な技術をしのぶことが出来ます。
なお、ここ間々田八幡宮の境内では何匹かの猫が暮らしているそうで
間々田八幡宮へ参拝に訪れた方を癒してくれる存在になっています。
覗き見💕 pic.twitter.com/GTHFKy5V0F
— 間々田八幡宮(公式) (@mamadahachiman) May 21, 2021
こちらの猫ちゃん達の存在から、間々田八幡宮は猫スポットとしても人気があるようです😊
間々田のジャガマイタ
こちらの間々田八幡宮は、2019年に国の重要無形民俗文化財に指定された間々田のジャガマイタの会場でもあります。
今日は今年から国の重要無形民俗文化財に指定された「間々田のじゃがまいた」を見物。存在は知っていましたが、行くのは初めて。こんなにも凄い祭りだったことに驚きました。#間々田のじゃがまいた #間々田八幡宮 pic.twitter.com/Mz2hO35GIh
— Satoshi Ogasawara (@wish_0627) May 5, 2019
間々田のジャガマイタは、田植えの時期を前に五穀豊穣や疫病退散を祈願するお祭りとして行われるもので、約400年間も続いており
祭りでは、子供達が長さ15mを越える龍頭蛇体の巨大な蛇を担ぎ、ジャーガマイタジャガマイタのかけ声を発しながら町中を練り歩きます。
毎年5月5日が開催日となってますので、気になる方は是非ご覧になってみてください😊
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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