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綱神社・大倉神社|益子町|御朱印|宇都宮家の墓も紹介
栃木県芳賀郡益子町
『綱神社・大倉神社』
綱神社は鎌倉時代初期の1195年頃の創建、境内社の大倉神社はそれよりも400年ほどさかのぼる807年の創建と伝えられています。
どちらも茅葺の屋根が見事で、国の重要文化財にも指定されている大変貴重なものです😊
こちらのブログでは、綱神社・大倉神社の歴史や境内の様子、御朱印、そして宇都宮家の墓についても併せてご紹介させて頂きます。
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【基本情報】
住所 | 栃木県芳賀郡益子町上大羽943 |
電話番号 (亀岡八幡宮) | 0285-72-2593 |
駐車場 | 2台 |
アクセス | マップを開く |
↓駐車場↓
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綱神社の歴史
綱神社が創建されたのは、今から800年ほど前の鎌倉時代初期。1195,6年頃に、宇都宮家三代朝綱が創建したものと伝えられています。
この朝綱は1194年に、下野守・野呂行房から百町余の公田を横領したと朝廷に訴えられ、これにより土佐国国府への配流が申し渡されました。
百町の町とは広さの単位、公田は朝廷の所有する田んぼ、配流とは島流しを意味しており
つまり、田んぼの横領疑惑により島流しにあったということです。
そこで朝綱は、土佐の加茂明神に無事の帰還を祈ったところ、その甲斐あって罪を赦され、1196年に無事帰国することができました。
これに感謝した朝綱は、益子町の宇都宮家墓所の南に加茂明神を勧請し、土佐明神を建立。
これがのちに綱神社となりました😊
皮肉な話ですが、宇都宮家は源頼朝の重臣であったため、朝綱のことを朝廷に訴えた野呂行房は逆に幕府の不興を買い、これをきっかけに野呂氏は衰退していくこととなったそうです。
しかしながら、この騒動はもともと源頼朝が朝廷の決済を仰がずに部下の所有配分を決めてしまったことが原因だそうで、宇都宮朝綱は源頼朝の働きかけにより赦されました。
大倉神社の歴史
現在、綱神社の摂社としてそのすぐそばに鎮座する大倉神社は、綱神社よりも歴史が古く西暦807年の創建とされています。
もとは、現在よりも西にある愛宕山野大倉林に創建され、大倉権現と称していた神社で、本殿は県内有数の古さを誇ります。
宇都宮市がくる以前から、この土地の守り神として信仰されていたようです。
その後、小学校が大倉神社の境内地に移転することが決まったため、ご神体は綱神社へと合祀され、1950年に綱神社境内へと遷座して綱神社の境内社となりました😊
境内の様子
綱神社・大倉神社の境内の様子について、詳しくご紹介させて頂きます。
1つ目の鳥居の手前に、2台分ほどが停められる駐車場がありますので、そちらに車を停め、鳥居をくぐり先へと進んで行きます。
本殿までは一本道が続いており、参道両脇には高い木々が生えていて緑豊かです。
この道を進んでいくと2つ目の鳥居があり、その鳥居をくぐった先にある階段をあがると、綱神社・大倉神社があります。
段数は約100段ありますので、焦らず、ゆっくりと転ばないよう気を付けてのぼってください。
階段を登り切ると、その正面に宇都宮家ゆかりの綱神社本殿があります。
↓綱神社社殿↓
三間社流造、茅葺屋根で、現在見られるものは1300年代後半から1400年代中頃までの室町中期に改築されたものと伝えられています。
派手さはなく、ただただ緑の中に静かに佇む様子が美しい社殿でした。
そして、このすぐそばには、同じく茅葺屋根の大倉神社本殿があります。
大倉神社本殿について、現在のものがいつ改築されたものか詳しいことはわからないということですが、こちらもやはり室町期の手法が随所にみられるということです。
↓大倉神社社殿↓
綱神社に比べて小さなものですが、周りには苔が生し、木々の間からは光が差し、神聖な雰囲気を感じながらお参りが出来ました😊
御朱印
綱神社・大倉神社の御朱印は、同じ益子町にある亀岡八幡宮にていただくことが出来ます。
栃木県益子町の亀岡八幡宮様~🎵
境内は亀だらけ😱
益子町内にある綱神社、綱神社境内の大倉神社様の
御朱印も頂きました😃✌
長堤八幡神社様の御朱印も頂けるとの情報を得たのは
帰った後でした😭
再訪、再訪~✌ pic.twitter.com/3VIJnP9Cqk— アキパパ (@salem0912aki) September 11, 2019
なお、亀岡八幡宮のすぐそばにある小宅古墳群は、毎年春になると桜と菜の花が綺麗に咲く益子町の花の名所となっています😊
もし春に益子町へお越しの際には、是非そちらの方にも足を運んでみてください。
宇都宮家の墓
綱神社を創建した宇都宮家三代朝綱は、罪を赦された年の大晦日から、現在の綱神社のすぐそばにある地蔵院にて隠棲。
息子の宇都宮家四代成綱は1192年に早逝してしまっていたことから、この際に家督を孫の宇都宮家五代頼綱へと譲ります。
この地蔵院は宇都宮家の菩提寺として大切にされ、綱神社・大倉神社からすぐのところには、宇都宮家代々の墓があります。
案内板の表示に従って進むと看板と石碑が建っており、鎌倉時代初期から大正時代まで、宇都宮家三十三代にわたり造営された墓があります。
全国的にみても、このように長きにわたる武将の墓域造営は大変珍しいことだそうで、とても貴重な場所です。
そしてこの墓を最初に築いたのが、綱神社を創建した三代朝綱であり、初代宗円、二代目宗綱の墓も築かれました。
綱神社・大倉神社へ参拝の際には、是非こちらの方もご覧になってみてください😊
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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