
栃木県芳賀郡益子町
『亀岡八幡宮』
益子町にある亀岡八幡宮は、今から約1000年前に源義家によって創建された神社で
大霊亀が出現した伝説にちなみ、境内には沢山の亀像が安置されています😊
また、春になるとすぐそばにある小宅古墳群一面に菜の花と桜が咲くことから、そちらと併せて益子町の人気スポットとなっています。
こちらのブログでは、亀岡八幡宮の歴史や、御朱印、境内の様子をご紹介させて頂きます。
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【基本情報】
住所 | 栃木県芳賀郡益子町小宅1369-1 |
電話番号 | 0285-72-2593 |
駐車場 | 広い駐車場があります |
アクセス | マップを開く |
公式twitter | 公式twtterを見る |
↓駐車場↓
1つ目の駐車場沿いの道を車であがっていくと、2つ目、3つ目の駐車場に着きます。
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亀岡八幡宮の歴史

この神社に亀岡八幡宮の名が与えられたのは、今から約1000年ほど前の西暦1064年のこと。
この少し前、奥州で朝廷に対する反抗的な態度をとっていた安倍貞任の討伐を命じられた(前九年合戦|1056-1062)派遣軍の中にいたのが、亀岡八幡宮を創建した源義家でした。
源義家は奥州へ向かう途中、源氏の氏神である京都・石清水八幡宮の分霊を勧請し、戦勝祈願をしたところ、芦檀沼に大霊亀が出現し、吉兆の前兆と思われる不思議な体験をしたそうです。
その後見事戦いに勝利した源義家は、凱旋で当地を再び訪れた際に社殿を造営し、1064年に勅命により亀岡八幡宮の号を賜りました。
それから約100年の月日が流れた1189年には、奥州藤原氏の征伐で当地まで進軍した源頼朝が、こちらで戦勝祈願を行い、見事奥州平定を完遂した事から、1192年に社殿を改築。
その5年後の1197年に、亀岡八幡宮は現在地へと遷されたそうです😊
ちなみに亀岡八幡宮と深い繋がりのある石清水八幡宮は日本三大八幡宮の1つに数えられ
三重県にある伊勢神宮とともに二所宗廟の1つにも数えられる大変由緒ある神社であり、本殿などが国宝に指定されています。
石清八幡宮では源氏の氏神とされる八幡神・誉田別命が主祭神として祀られており、亀岡八幡宮でも同じく誉田別命が祀られています。
亀像いっぱいの亀の神社

亀はもともと縁起の良いものとされていますが、亀に縁のある亀岡八幡宮はまさに亀の神社。
境内には、至る所に亀像が安置されており、可愛らしいものから、厳めしいものまで、色々な表情の亀像が参拝者を楽しませてくれます。
2019年には生きた亀も奉納されたそうです😊
御朱印
亀岡八幡宮の御朱印です。
御朱印にも亀のスタンプが押してあります。
亀岡八幡宮【栃木 益子町】
— こぅた⊿ (@gosyuin_cota) September 21, 2019
ここの参道もいい感じ
気持ちが良かったです。
綱神社と大倉神社の御朱印も頂けるようですがお昼過ぎだったためか不在で書き置きも無かったため再訪したいと思います。 pic.twitter.com/57oZziQQ1g
なお、宮司様が不在の場合は書置きのものが用意されているそうです😊
また、亀岡八幡宮さんの公式Twitterを見てみると、限定御朱印もあるみたいです。
今日(4月30日)と明日(5月1日)限定のご朱印です🌸 pic.twitter.com/VBL7wAtHQp
— 亀岡八幡宮【公式】 (@kameoka80000) April 30, 2019
また、境内社の伊門神社と、益子町内にある綱神社・大倉神社、七井日枝神社の御朱印なども、こちら亀岡八幡宮さんでいただけるそうです。
今後また変わることもあるかもしれませんので、詳しくは神社にてご確認ください😊
境内紹介
亀岡八幡宮の境内を紹介いたします。
道路に面した場所に一つ目の大きな朱塗りの鳥居があり、そのそばに広い駐車場があります。
↓亀岡八幡宮一の鳥居↓

前述の通り、駐車場は参道沿いの道を進んだ先にも二か所ほどありますので、足が不自由な方などはそちらをご利用ください。
一つ目の鳥居をくぐると、参道の両脇には沢山の燈籠が綺麗に並んでおり、木々に覆われていてとても神聖な雰囲気に包まれていました。

その参道をまっすぐに進んでいくと、年季の感じられる木像の二の鳥居があり

その先にある階段を登ると本殿・拝殿手前の三つ目の鳥居がある場所へと到着します。


この三つ目の鳥居をくぐると、その正面に社殿があるのですが、その両脇には霊亀の出現に因んだ表情豊かな亀像が安置されています。


なお、現在見ることが出来る亀岡八幡宮本殿は、1881年に造営されたものだそうです。

伊門神社
亀岡八幡宮の社殿の後ろ側には、日本三大実録にも記載されている伊門神社が鎮座しています。
伊門神社 2021.3.20
— 安奈 (@anna1217_4089) March 22, 2021
栃木県芳賀郡益子町
亀岡八幡宮の御本殿裏側にある、日本三大実録に出てくる県内でも屈指の古社です。
御祭神は第十代崇神天皇の第一皇子豊城入彦命 pic.twitter.com/lhuLUPIqAX
日本三大実録とは、平安時代にまとめられた歴史書のことで、伊門神社は875年に従五位上の神階を授かっている県内屈指の古社の一つです。
もとは現在地より南東の小竹に建立されたものだそうで、第十代崇神天皇の第一皇子・豊城入彦命を御祭神としてお祀りしています😊
亀岡八幡宮をご参拝の際には、是非こちらの伊門神社もご覧になってみてください。
小宅古墳群
亀像いっぱいの亀岡八幡宮のそばには、計35基の古墳からなる小宅古墳群があります。
これらの古墳は、6世紀頃に造られたものであると考えられているそうです😊
↓小宅古墳群↓

そして現在この小宅古墳群のある場所は、春になると菜の花と桜が咲く人気の花スポットとなっており、実際に見に行くと大変綺麗でした。

小宅古墳群の全35基のうち、17基は県の文化財にも指定されており、とても貴重な場所です。
春に亀岡八幡宮をご参拝の際には、是非小宅古墳群の方も併せてご覧になってみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。