清水寺|せいすいじ|栃木市大平町|蝋梅(ロウバイ)や彼岸花の名所

栃木県栃木市
『清水寺(せいすいじ)』
栃木市大平町にある、下野三十三観音霊場・第二十六番札所でもある天台宗の寺院です。
緩やかな傾斜状に広がる境内には、約200本の蝋梅(ロウバイ)の木が植えられており、お寺は蝋梅の名所としても親しまれています😊
こちらのブログでは、清水寺の歴史や境内の様子についてご紹介させて頂きます。
清水寺の歴史
十三仏尊像
栃木市大平町にある清水寺(せいすいじ)の創建は、今から約1300年前の739年のこと。
奈良・東大寺の四聖の1人にも数えられる名僧・行基菩薩が自ら十一面千手観音菩薩像を掘り、開山したと伝えられているそうです😊
806年には国司報恩のため堂塔・坊舎を新築し、金滝山大聖院清水寺と号しました。
その後、現在唐澤山神社にて祀られている藤原秀郷が、平将門を討ち取ったことに感謝し、947年にも新たな堂宇の造営が行われていますが
1180年に起きた争いで生じた火災により、清水寺は堂塔の全てを焼失するという、甚大な被害を受けてしまったそうです。
その火災が原因となって焼失してしまったのか、詳細は不明ということですが
現在の十一面千手観音菩薩立像は、近年の調査により仏師・観阿陀によって1265年に作られたものであることが判明しています😊
1265年に新たに彫られたといっても、もう800年近く前のものなので、大変貴重なものですね。
この十一面千手観音菩薩立像は滝の観音と呼ばれ、栃木県の重要文化財に指定されています。
御朱印
栃木市・清水寺の御朱印です。
下野霊場26番。花の寺。通称「瀧の観音様」
奥の御堂の十一面観音様は素晴らしく
(県指定文化財)
可憐な水仙、優しい奥様。清流。
普段は書置きセルフですが
直筆で特別な御朱印をくださいました😊
子年のストラップも😆#御朱印 #限定御朱印 #寺社巡り pic.twitter.com/vmDawe2UA1
— 赤魔女モーネル (@wakannnaindesun) February 14, 2020
蝋梅(ロウバイ)の名所
栃木市大平町の清水寺には現在、計200株の蝋梅が植樹されており、毎年冬になると境内は蝋梅の甘く爽やかな香りに包まれます。
この蝋梅は、2007年から地元住民によって植えられ始めたものだそうで、今では清水寺は蝋梅の名所として親しまれるようになりました。
十一面千手観音像が安置されている観音堂の参道にも、沢山の蝋梅が植えられています😊
開花時期は毎年1月上旬頃ですが、2019年は12月の下旬に咲き始めたようで、年によって咲く時期に少し変化があるみたいです。
その他清水寺では、1月はスイセン・4月は桜・6月は紫陽花・9月は彼岸花など、季節ごとに違った花を観ることが出来ます。
彼岸花
また改めて9月にも参拝させて頂くと、境内に鮮やかな彼岸花が沢山咲いていました😊
特に、駐車場のある場所から続く参道のところに沢山咲いていて、とても綺麗でした。
参道は緩やかな坂道になっており、上から眺めてみても綺麗です。
毎年どの球根も同じタイミングで綺麗に咲くのが面白いですよね😊
気になる方は、是非こちらの彼岸花もご覧になってみてはいかがでしょうか。
境内紹介
栃木市大平町・清水寺(せいすいじ)の境内についてご紹介させて頂きます。
駐車場に車を停めて、清水寺の本堂へと続いていく階段を上ってみると
1月には、その階段の両脇に可愛らしいスイセンの花が咲いていました😊
階段を登ると見える本堂は、平成7年の10月に落慶式が挙行された新しいものだそうです。
実は清水寺は初めの1180年に起きた火災の後、1584年、1957年と三度火災の被害にあい
1957年に起きた火災では、再び本堂を焼失してしまったそうです。
↓本堂↓
現在見られる本堂は、約2年の歳月をかけて建立されたものだそうで、綺麗で立派でした。
なお、この本堂前からは街を一望することが出来て、とても景観の良い場所です😊
この本堂から更に上っていくと、十一面千手観音菩薩立像が安置された観音堂があります。
↓観音堂↓
こちらの観音堂は、1957年に起きた火災では被害にあわずに済んだそうで
文化年間(1804-1818)年に建てられた、200年以上の歴史を持つ貴重な建築物です。
中に安置された十一面千手観音立像のそばには、脇侍として1696年に製作された将軍地蔵と毘沙門天立像も置かれており
県内でも数少ない江戸時代の貴重な仏像として、大平町の有形文化財に指定されました😊
そして、観音堂へと続く参道の両脇に、沢山の蝋梅が植えられています。
蝋梅って本当に良い香りですよね😊
彼岸花の咲く9月にお伺いした際には、葉っぱが沢山ついていました。
↓9月の蝋梅の様子↓
栃木県では他に、鹿沼市の蝋梅の里や、茂木町の城山公園なども蝋梅の名所として人気です。
大平ぶどう団地
ここ大平町の清水寺の周辺にはぶどう農家が集中しており、沢山のぶどう畑があります。
大平ぶどう団地と呼ばれているこの場所は、北関東では最大級のぶどうの産地です😊
ぶどうの旬は7月~8月ごろですが、ハウス栽培されたものだと毎年6月には収穫が始まります。
大平ぶどう団地🍇
まだ開いてるお店は少なかったけど、買ってきてみた😃
美味しい😉#大平ぶどう団地#クインニーナ#藤稔 pic.twitter.com/UwUUIMRH4v— こぶた (@kobuta028) June 30, 2019
ぶどうがお好きな方は、是非このぶどうの収穫時期に合わせて、清水寺方面へお出かけされてみてはいかがでしょうか?😊
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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