#ad
那須温泉神社|パワースポット|足湯や君が代のさざれ石がある古社

栃木県那須郡那須町
『那須温泉神社(なすゆぜんじんじゃ)』
世界有数の火山国である日本は、温泉の数も多く、加えて那須温泉神社のように温泉の存在が創祀に関わる神社がいくつも存在します。
しかしその中で、平安時代の法律書である延喜式に記載された温泉に関わる延喜式内社は、全国でもわずかに十社のみであり、この那須町の那須温泉神社がその一つです😊

こちらのブログでは、那須温泉神社の歴史や境内の様子についてご紹介させて頂きます。
[aside type=”boader”]
【基本情報】
住所 | 栃木県那須郡那須町湯本182 |
駐車場 | 一つ目の鳥居の近くに無料駐車場があります |
電話番号 | 0287-76-2306 |
アクセス | マップを開く |
公式サイト | 公式サイトを見る |
例大祭情報 | 例大祭の情報はこちら |
↓駐車場↓
[/aside]
那須温泉神社の歴史

那須温泉神社の歴史は古く、その創建は今から約1400年前にまでさかのぼります。
当時、狩野三郎行広という人物が狩で矢傷を負わせた白鹿を追って山中に入ると、白鹿が湧き出る温泉に浸かり傷を癒しているのを発見し
そこに神社を創建したのが那須温泉神社の始まりと言われているそうです😊
狩野三郎行広はその後、那須温泉神社の祖として境内の見立神社のご祭神となりました。
↓見立神社↓

那須温泉神社では大己貴神・少彦名神・誉田別命の三柱の神が祭神として祀られており
大己貴神は、温泉守護、縁結び、商売繁盛、身体健全にご利益をもたらす神として
少彦名神は、医療の神、酒造りの神、そしてやはり温泉の神として
そして誉田別命は、武神の神・勝運を祈る神として広く知られています😊
少彦名神は、四国道後温泉や箱根湯本温泉を発見した神とも言い伝えられています。
こんばいろの湯(足湯)

那須温泉神社の一つ目の鳥居の手前には、人気の足湯・こんばいろの湯があります。
12人ほどが入れる大きさで、冷え性や切り傷などに効能があるそうです😊
殺生石の近く、
— 【公式】NaSuMo[ナスモ] (@NaSuMo2019) January 29, 2020
温泉神社にある足湯「こんばいろの湯」♨️
有名な、鹿の湯のお湯ですよ🦌
夜は18時まで入れます🌙#那須 #那須観光 #那須温泉 #温泉#那須湯本 #那須旅行 #女子旅 #家族旅行 #夫婦旅行 #温泉旅行 pic.twitter.com/ID70hBx87X
なお、こんばいろとは地域の言葉でカタクリの花のことであり、春になると那須温泉神社でも紫色の可憐なカタクリの花が咲くそうです。
さざれ石

那須温泉神社は那須町のパワースポットとしても知られており、特にパワースポットとされる場所が1つ目の鳥居をくぐって左手にあります。
それが、こちらのごつごつとしたさざれ石であり、神霊の宿る石とされていて、触れると願いが叶うともいわれています。
那須温泉神社のさざれ石
— フォトギャラリー那須の四季 (@Mtnasu36) May 12, 2013
君が代に歌われる「さざれ石」が見られる場所、那須温泉神社(なすゆせんじんじゃ)、触れると願いが叶うとされる。 pic.twitter.com/gen9rEL1YR
さざれ石とは、日本の国歌「君が代」の歌詞にも登場するあのさざれ石です。
さざれ石はもともと小さな石という意味で、それが非常に長い年月をかけ凝結し、一つの大きな岩の塊へと成長していきます😊
ちなみに国家君が代は、一般的には身近な人の長寿を祈る歌であると解釈されています。
[aside type=”boader”]君が代は、千年も八千年も永遠ともいえる時間、小さな石が大きな岩となって、その岩に苔が生えるまで、長く続きますように[/aside]
この歌が日本の国家に正式に制定されたのは、意外にも1999年とつい最近のこと。
しかし、歌そのものは1185年からの鎌倉時代以降には既に広まっていたそうです。
御神木「生きる」

参道を進んでいくと右手に現れるのが、那須温泉神社の御神木である「生きる」です。
推定樹齢は800年とされ、生命の力強さを感じるとても立派な大木です。
800年前というと日本は鎌倉時代なので、君が代が広まり始めた頃に生まれたのですね😊
こちらも、那須温泉神社のパワースポットの1つとして親しまれています。
御朱印
那須温泉神社の御朱印です。
那須町の温泉神社に参拝して御朱印をいただきました。
— 野村亮 (@530414) July 18, 2019
殺生石が本殿の裏にあるので風が吹くと硫黄のにおいがしむす。 pic.twitter.com/Q0xwJPQQHB
境内紹介
さざれ石のある場所から、拝殿・本殿まで続く参道の様子をご紹介させて頂きます。
境内の葉が綺麗に紅葉し始めており、思わず沢山写真をとってしまいました😊

塩原温泉入り口の紅葉スポット、もみじ谷大吊橋はまだ紅葉していなかったので
こちらの那須温泉神社は、もみじ谷大吊橋よりも紅葉の時期が少し早いようです。

まっすぐに続いていく参道の途中には、いくつかの摂社・末社がありました。

途中左手にある階段の先には愛宕神社があり、入り口では愛宕福神水が出ています。
↓愛宕神社へと続く階段↓

こちらも、水の音が心地よく響く、那須温泉神社のパワーが感じられる場所の1つです。
そこから更に参道を進むと見える2つ目の鳥居は、今から800年以上前に建立されたもので
平安時代末期の武将、那須与一宗隆よって奉納された大変貴重なものです。
↓那須与一奉納の鳥居↓

那須与一宗隆は、源平合戦屋島の戦の際にこの那須温泉神社にて祈願をし、見事平家の建てた扇の的を射落とすことに成功。
これによって広く名声を轟かせたことから、以降一門を挙げて、この那須温泉神社を厚く崇敬したと伝えられています😊
ここから更に先へと進んで階段を登ると、拝殿・本殿のある場所へと到着します。

拝殿・本殿手前の手水舎でしっかりと身を清め、御参りさせて頂きました。

なお、こちらの拝殿の前には、とちぎ名木百選に選ばれている五葉松もあります。
枝ぶりの良いとても綺麗な松ですので、是非よくご覧になってみてください😊
↓五葉松↓

また、那須温泉神社の拝殿の横には九尾伝説の残る殺生石へと通じる歩道があります。
殺生石も那須町を代表する観光スポットなので、是非ご覧になってみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。