胸形神社|小山市|御朱印|花桶かつぎは市指定無形民俗文化財|寒川地区の総社として大切にされた古社

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栃木県小山市

胸形神社

のどかな田園風景が広がる小山市寒川地区にある神社で、古くから寒川郡の総社として周辺住民から篤く崇敬されていたそうです。

また、927年にまとめられた延喜式神名帳(当時官社に指定されていた神社一覧)にも記載された由緒ある延喜式内社でもあります😊

こちらのブログでは、胸形神社の歴史や、境内の様子についてご紹介させて頂きます。

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【基本情報】

住所 栃木県小山市寒川1730
電話番号 0285-38-0263
駐車場
アクセス マップを開く

↓駐車場↓

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目次

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胸形神社の歴史

小山市寒川地区の胸形神社は、現在の福岡県宗像市の宗像大社から勧請されたものといわれ、ごりひめのみこといちしまひめのみことひめのみことの宗像三女神を祭神としてお祭りしています。

なお、宗像大社と胸形神社とでは同じ”むなかた”でも漢字が異なりますが、このむなかたには宗像・胸形・胸方・胸肩・宗形・身形など、様々な漢字があてられることがあるそうです。

小山市の胸形神社は、創建年代の詳細については記載がありませんでしたが、前述の通り平安時代の927年にまとめられた延喜式神名帳に記載があることから相当な古社のようです😊

ただ、栃木県内の延喜式内社について調べてみると、こちら小山市寒川の胸形神社と、小山市網戸の網戸神社が、延喜式内社の胸形神社の論社であるとの記載があることが分かります。

これはどういうことかというと、延喜式内社の後裔の候補が複数ある場合、その関係性にある神社を論社といい、つまり胸形神社の後裔がその二社のどちらかと考えられているようです。

寒川地区の胸形神社では宗像三女神が祭られておりますが、網戸神社でも宗像三女神の一柱・ごりひめのみことをお祭りされており、昔から何かしらの関係があったのではないかと思われます。

延喜式が編纂されたのはもう千年以上も前のことですので、今となっては詳細は定かではありませんが、その分からないところもあるというのが、かえってとても面白いなと感じました😊

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とちぎ名木百選のエノキ

とちぎ名木百選とは、栃木県内の名木百本を選び1989年に発表されたもので、こちら胸形神社のエノキもその一本に選ばれました。

そのエノキは樹齢300年超えといわれておりましたが、残念ながらつい最近寿命により枯れてしまい、既に消失してしまい見ることはできないのですが、現在は二代目が育てられています。

↓写真左下に生えているのが↓
二代目のエノキです😊

なお、エノキが元気だった頃の写真はこちらのサイトで詳しくご紹介されておりましたので、気になる方は是非ご覧になってみてください。幹の太さや枝ぶりが本当に素晴らしい大木です😊

二代目のエノキがまた同じような大木になるのは数百年後なので、自分は見ることが出来ませんが、是非すくすくと育ってほしいです。

御朱印

胸形神社の御朱印は、社務所に記載の電話番号に連絡をするといただけるようです。

御朱印の詳細についても社務所に記載がありますので、是非現地でご確認ください。

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花桶かつぎ

花桶かつぎとは、胸形神社に合祀されている寒川天満宮の例祭として執り行われるもので、一月の第四土曜日が開催日となっています。

小山市の寒川地区で古くから受け継がれている伝統行事で、数え年7歳の女の子が主役となり、美しい晴れ着姿で、色鮮やかな造花で飾り付けした桶を担いで地区内を巡り歩くお祭りです😊

五穀豊穣、地域の安全や家内安全、更には子供達の健やかな成長や学業成就などを願い行われるそうで、子供達が神輿や山車を先導しながら、龍樹寺から胸形神社までの道を歩くそうです。

なお、花桶かつぎの様子は、以下の動画で詳しく紹介されていました。

花桶かつぎは、古くは江戸時代から始まったと伝えられているそうで、小山市の無形民俗文化財にも指定されている伝統行事なので、これからもずっと受け継がれていってほしいですね😊

最後に

こちらのブログでは、地域の総社として古くから大切にされてきた胸形神社について、その歴史や境内の様子をご紹介させて頂きました。

参拝中、普段はあまり耳にしないような鳥の鳴き声が聞こえてきたので、もしかするとフクロウかもしれないと気が付いて、木の上をよく眺めてみたのですが見つかりませんでした😊

胸形神社は渡良瀬遊水地に近く、同じく渡良瀬遊水地に近い野木神社はフクロウの営巣地として有名なので、背の高い木々が沢山生えている胸形神社にも飛んでくるのかもしれません。

周りには田園風景が広がっており、大変安らかな気持ちで参拝出来る神社ですので、気になる方は是非参拝されてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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