
栃木県小山市
『摩利支天塚・琵琶塚古墳資料館』
栃木県小山市最大の2つの古墳、栃木県内では、栃木市の吾妻古墳に次ぐ第二位と三位の規模を誇る琵琶塚古墳と摩利支天塚古墳の出土品などを展示している資料館です。
2018年の4月にオープンしたばかりの新しい施設であり、館内への入館は無料😊
歴史的に重要な価値のある埴輪などが多数展示されていて、古墳を見に来た際には是非入館していただきたい施設です。
こちらのブログでは、摩利支天塚古墳と琵琶塚古墳の歴史、資料館についてご紹介します。
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施設側のご都合等により、営業時間・定休日などに変更が生じる可能性もございます。
ご不明な点、ご確認したい点がある場合は、直接施設の方へお問い合わせして頂き、ご確認頂きますようお願い致します。
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【基本情報】
住所 | 栃木県小山市大字飯塚335 |
電話番号 | 0285-24-5501 |
営業時間 | 公式サイトから ご確認ください |
休館日 | 公式サイトから ご確認ください |
駐車場 | 広い無料駐車場があります |
アクセス | マップを開く |
公式サイト | 公式サイトを見る |
↓駐車場↓
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摩利支天塚古墳・琵琶塚古墳
栃木県小山市にある摩利支天塚古墳及び琵琶塚古墳は、栃木県内において第二位と第三位の規模を誇る非常に大きな前方後円墳です。
先に出来たのが摩利支天塚古墳で、出土品などから推定される築造年代は5世紀後半。
↓摩利支天塚古墳↓

琵琶塚古墳は摩利支天塚古墳に次いで築造された古墳であり、6世紀初頭に造られたものであると考えられています😊
↓琵琶塚古墳↓

大きさは摩利支天塚古墳の墳丘長は117m、琵琶塚古墳はそれよりも少し大きい123mです。
この2つの古墳に眠る人物がどのような人物だったのかは現在もわかっていませんが、現在の栃木県にあたる下毛野国を治めていた首長が眠っているのではないかと考えられています。
なお、このような各地域の首長が被葬されているものと考えられる古墳を首長墓といい
首長墓は首長が代替わりをするたびに近くに築造される傾向にあるため、摩利支天塚古墳と琵琶塚古墳はまさにその関係にあります。
摩利支天塚・琵琶塚古墳資料館

摩利支天塚・琵琶塚古墳資料館は、2つの巨大古墳の歴史や、なぜここに古墳が築かれたのか、その背景について学ぶことが出来る施設です。
館内に入ると、受付の横の壁面には1/80スケールで制作された摩利支天塚古墳・琵琶塚古墳の模型が設置されています。
この模型はスクリーンにもなり、2つの古墳の歴史に関する説明音声が映像とともに流れるので、非常にわかりやすいです。
こちらは写真ではお伝え出来ませんので、是非実際にご覧になってみてください😊
古墳の出土品を展示
そのスクリーンのある部屋の奥に、2つの古墳の出土品を展示している部屋があります。
人、家、動物、盾などをかたどった形象埴輪や、古墳をの墳丘を囲むように建てられている円筒埴輪など、沢山の出土品が展示されていました。

ここに展示されているものはその出土品の一部ですので、それだけでも古墳に眠る人物がいかに偉大な人物であったかが推測できます。
話によれば、摩利支天塚古墳の被葬者は初めて下毛野国を統括した大首長だったのではないかと考えられているそうです。
ちなみに、摩利支天塚古墳の墳頂には摩利支天社が建てられており、そちらが古墳の名前の由来となっています。
↓摩利支天社↓

琵琶塚古墳は、横から見た姿が楽器の琵琶に似ているのが名前の由来となっているそうです。
↓琵琶塚古墳↓

改めて考えてみると、これら2つの古墳は今から約1500年も前に造られたもの。
出土品である埴輪も、当時の方々が特別な思いを込めて造ったものだったことを思うと非常に感慨深い気持ちになりました。
また、以下の写真のような円筒埴輪は、墳丘や重要な区画を囲っていることから聖域を区画する役割を担っていたものと考えられています。
↓円筒埴輪↓

すなわち、俗界と霊界の境目を示すために置かれていたとされる埴輪であり、1つ1つ特別な思いを込めて埋めたのでしょう。
ちなみに、レーダー探査機などを使用して探査を行っても、この2つの古墳からはいまだ被葬者の眠る石室が見つかっていないそうです。
これだけ科学が発達した今でも、摩利支天塚古墳と琵琶塚古墳は謎だらけなので、今後もどのような発見があるのか楽しみです😊
↓琵琶塚古墳から見た風景↓

ちなみにここにこれだけ巨大な古墳があるのは、当時下毛野国の中心がここ現在の小山市にあったということに他なりません。
2つの古墳は思川と姿川の合流する台地上にあることから、水田耕作にも適したこの場所が栃木県の中心地だったということです。
かつての栃木の歴史を紐解く上で重要な2つの巨大古墳と、その資料館、気になる方は是非足を運んでみてください😊
最後まで読んで頂きありがとうございました。