薬師寺八幡宮|下野市|御朱印|駐車場|拝殿・本殿は県有形文化財

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栃木県下野市

薬師寺八幡宮

京都府・石清水八幡宮の御分霊を勧請し創建された神社であり、下野市の薬師寺地域にあることから、現在は薬師寺八幡宮と呼ばれています。

参道には灯籠がずらっと並んでおり、すっきりとした印象で、とても雰囲気の良い神社です😊

こちらのブログでは、薬師寺八幡宮の歴史や、御朱印などについてご紹介させて頂きます。

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【基本情報】

住所 栃木県下野市薬師寺1505
電話番号 0285-48-0139
駐車場
アクセス マップを開く
公式サイト 公式サイトを見る

↓駐車場↓

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目次

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薬師寺八幡宮の歴史

薬師寺八幡宮は、この地にあった下野薬師寺跡に隣接して鎮座する八幡宮であり

875年に清和天皇の勅命によって、石清水八幡宮から勧請されたものと伝えられています。

御祭神としてほんわけのみことたまよりめのみことおきながたらしめのみことの三柱の神様をお祭りされている他、いくつかの境内社もあり

出世開運、厄除招福、交通安全、合格祈願、商売繁盛、家内安全、病気平癒、社運隆昌といったご利益があるとされています。

薬師寺八幡宮のある地域では、災難除け・厄除けの八幡様として親しまれているようです😊

また、現在は薬師寺八幡宮と呼ばれ広く知られていますが、もともとは、旭ケ丘八幡、矢旗岡八幡、正八幡、総社八幡、清瀧八幡などなど、色々な呼び名があったそうです。

そしてその昔、この地にあった薬師寺というお寺は、かつて朝廷から重要視されていたお寺であることから、薬師寺八幡宮はその鎮守としての役割をもっていたものと考えられています。

また、下野国の薬師寺は、7世紀末頃に天皇の勅願により建てられた寺院で、僧侶となるための”受戒”の儀式を行える『戒壇』が設けられた、全国に三つしかない格式高い寺院でした。

その三つとは、下野(栃木県)の薬師寺、大和(奈良県)の東大寺、筑前(福岡県)の観世音寺のことで、天下の三戒壇と呼ばれたそうです。

また、薬師寺八幡宮は、749年に下野薬師寺の守護神として鎮座したとされる説もあり、少なくとも1000年以上の歴史を誇る古社です😊

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御朱印

薬師寺八幡宮社務所

薬師寺八幡宮の御朱印です。

薬師寺八幡宮さんの公式Twitterアカウントにて、毎月の御朱印が紹介されています😊

日に日に寒さの深まる季節のなりましたね。
最近はもう暖房器具を取り出すような寒さなって参りました。
皆様も体調管理には十分にご注意を。
さて、此方が11月の当神社の御朱印でございます。#神社 #御朱印 pic.twitter.com/kFCJJJk77S

— 下野國薬師寺鎮守八幡宮 (@yakusijihatiman) November 6, 2020

また、薬師寺八幡宮のそばには天狗山雷電神社があり、そちらの御朱印も薬師寺八幡宮の方でいただくことが出来るそうです。

境内紹介

薬師寺八幡宮の境内をご紹介します。

立派な鳥居をくぐると、正面に見える薬師寺八幡宮の社殿まで、参道のわきにはずらっと鮮やかな灯籠が並んでいます。

途中にはあじさいの株が植えられており、6月中旬に足を運んでみたところ、ちょうど綺麗に咲いて見頃を迎えていました😊

また、参道の途中には、下野市天然記念物にも指定されている立派なケヤキの大木があり、推定樹齢はなんと600年とのこと。

↓薬師寺八幡宮のケヤキ↓

その昔、源頼義が参宮した際に植えた木であるとも言い伝えられており、薬師寺八幡宮の御神木として親しまれています。

また、こちらの大木には以前フクロウが住み着いていたそうで、木の根元部分には鷲宮神社が建てられており、可愛らしいフクロウの置物がたくさん飾ってありました😊

手水舎で身を清め、参拝させていただきます。

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薬師寺八幡宮社殿

薬師寺八幡宮では、1056年に源頼義が戦勝祈願のために立ち寄った後、後続軍と奥州軍との戦いに巻き込まれ、一度社殿などをすべてを焼失しまったこともあるそうです。

その後、奥州平定の後、源頼義と、その息子の義家親子は再び薬師寺八幡宮を訪れ、鉄弓3張・鏑矢6本を奉納したといわれています。

この源義家という人物は、自らを八幡太郎義家と称し、武勇に秀でていたことでも知られ

後に鎌倉幕府を開いた源頼朝や、室町幕府を開いた足利尊氏などの祖先に当たる人物です。

県内には、八幡太郎義家にゆかりのある八幡宮がいくつかありますが、こちらの薬師寺八幡宮さんも、その一社ということですね😊

現在八幡宮で見ることが出来る社殿は江戸時代に建てられたものだそうで、1662-63年に、当時この地を支配領としていた佐竹右京大夫により再建されたものと言い伝えられています。

佐竹右京大夫は、戦国時代から江戸時代前期にかけての武将で、佐竹氏19代当主にして、秋田藩の初代藩主も務めた人物。

全体的に見ると派手な装飾が少ないことから、県内の社寺で装飾化が進む18世紀以前の様相を示している重要な遺例であるといわれ、栃木県の有形文化財に指定されています。

拝殿・本殿はどちらも黒を基調とした落ち着いた色合いで、重厚さが感じられます。

その他には、熊谷次郎直実と平敦盛の図が下野市の有形文化財に指定されています。

社殿のまわりはぐるっとまわることができますので、是非よくご覧になってみてください😊

境内社

この他、薬師寺八幡宮さんの境内には、いくつかの境内社もあります。

↓稲荷大明神↓

↓五篠天満宮↓

↓千勝神社↓

↓八坂神社↓

こちらの八坂神社は、もともとは下野市の祇園原に鎮座していたものだそうで、899年に薬師寺境内へと遷宮されたものということです。

現在見ることができる八坂神社本殿は、1756年に再建されたもので、その後本殿再建後260年の節目に、御社殿を修築し、薬師寺八幡宮の境内へと遷宮され現在に至ります。

7月の第2日曜日と第3日曜日が八坂神社の祭礼日となっており、祇園祭が執り行われ、神輿渡御を見ることが出来るようです😊

その他、11月の2日・3日が薬師寺八幡宮の例祭日となっており、太々神楽の奉納や、ガラまき神事が執り行われます。

[aside type=”boader”]神社側の御都合等により、例祭の開催の有無に変更が生じる可能性もございますので、詳細については直接神社の方へご確認頂きますようお願い致します。[/aside]

かつては関東北部の総社として、神主1名、禰宜5名、社家11、下社家23、神戸55戸、神領550町歩を賜る大社であった薬師寺八幡宮。

昭和初期までは、薬師寺八幡宮の長い参道でぶさも行われていたそうです😊

とても静かで、雰囲気の良い名社ですので、気になる方は是非足を運んでみてください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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