栃木県宇都宮市
『二荒山神社(ふたあらやまじんじゃ)』
宇都宮の中心にある明神山山頂に鎮座し、創建約1600年を誇る大変歴史の古い神社です。(それよりも更に古い、第十代崇神天皇の御代にまで遡るとも言われているそうです。)
地元では、この二荒山神社にて参拝を行うと栃木県にある全ての神社の御利益を受けられると言い伝えられているそうです😊
なお、栃木県には二荒山神社という名前で有名な神社が日光にもあるため、こちらでは宇都宮二荒山神社と記載させていただきます。
↓日光二荒山神社↓
宇都宮二荒山神社では、平将門を討ちとった藤原秀郷、鎌倉幕府初代征夷大将軍源頼朝、天下統一を果たした徳川家康など
何人もの武将が戦勝祈願を行っており、種々の寄進や社殿の改築をしたとも伝えられています。
こちらのブログでは、宇都宮二荒山神社の歴史や、冬季に行われるおたりや・どんど焼きなどについてもご紹介させて頂きます。
[aside type=”boader”]【基本情報】
住所 | 栃木県宇都宮市馬場通り1-1-1 |
電話番号 | 028-622-5271 |
駐車場 | 公式サイトから ご確認ください |
アクセス | マップを開く |
公式サイト | 公式サイトを見る |
公式Twitter | 公式Twitterを見る |
↓駐車場↓
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宇都宮二荒山神社の歴史
社記によると、313~399年までの第16代仁徳天皇の御代に、奈良別王が現在の栃木を治める下野国造として下毛野国に赴任したとき
豊城入彦命を下之院に祭神として祀ったのが宇都宮二荒山神社の始まりとされ、838年に現在の明神山に遷されたと伝えられています。
二荒山神社の下之院は、宇都宮二荒山神社の大きな鳥居よりも手前の市街地側にあります。
↓二荒山神社下之院↓
また、最初にも記載した通り、その歴史は第十代崇神天皇の御代に遡るとも言われているそうで、だとすれば更に400年程古いことになります😊
下野国一之宮
宇都宮二荒山神社の参道
ある地域の中で、最も社格の高いとされる神社のことを一之宮と言いますが
栃木県内では前述した日光市にある二荒山神社と、宇都宮市にある二荒山神社の両方が下野国一之宮とされており、どちらが本当の一之宮なのか決まった定説はないそうです。
どちらも大変由緒ある神社なので、是非日光の二荒山神社の方も参拝してみてください😊
どんど焼き・おたりや
宇都宮二荒山神社では、4月の花会祭、6月の大祓式、7月の須賀神社天王祭、10月の菊水祭など、年間を通して様々な催しが行われています。
平成30年 宇都宮二荒山神社 天王祭 須賀神社神輿渡御 #宇都宮 #祭 #banba pic.twitter.com/fUUEQZ1f6z
— 五十匁太郎 (@gojyumonmetarou) July 15, 2018
そんな中、年末にあるお祭りとして地域住民の方から人気があるのが、どんど焼き(お焚き上げ)も行われるおたりやです。
今日は15日
— きつね (@kitune_amekonko) January 15, 2018
宇都宮の二荒山神社では、古いお札やだるまなどの縁起物、お正月飾りをお焚き上げする「おたりや」の日
お焚き上げの煙を浴びると家内安全・無病息災・火災防止になる言われてます
煙はお届けできないのでお写真でお裾分け🔥
黄ぶなも売ってました
今年もまとい飾りをお台所に・・・ pic.twitter.com/kJnS1OXkxt
おたりやは、毎年12月15日と1月15日の年に2回行われ、12月15日のものを冬渡祭、1月15日のものを春渡祭と書きます。
なお、12月15日のおたりやではその年のお札やダルマなどを燃やし、1月15日のおたりやでは正月飾りのお焚き上げを行い
どんど焼きの煙にあたると、家内安全・無病息災・火災防止などのご利益があるそうです😊
おたりや当日は参道に屋台もでるそうなので、気になる方は是非足を運んでみてください。
おたりやの最新情報については、宇都宮二荒山神社の公式Twitterからもご確認ください。
境内紹介
車で参拝に来られる方は、駐車場を奥へと進むと拝殿・本殿を正面から見て右側へと出ます。
↓駐車場側の入り口↓
市街地の方から来る際は、大通り沿いの大きな鳥居をくぐり、その先にある長い階段をのぼっていくと拝殿・本殿へと到着します😊
↓市街地からの入り口↓
階段は結構長いので、足腰に不安がある方は駐車場側から行くことをおすすめいたします。
↓宇都宮二荒山神社社殿↓
階段の先にある社殿で祀らる豊城入彦命は、第10代崇神天皇の第一皇子にあたる人物であり
天皇の命によって東国を鎮め、毛野国の開祖となった人物であると伝えられています。
毛野国とは、のちの栃木県である下野国と、のちの群馬県である上野国を含む地域です。
↓宇都宮二荒山神社本殿↓
宇都宮二荒山神社の境内には、この他非常に沢山の摂社・末社があり
7月に行われる須賀神社天王祭は、宇都宮二荒山神社の隣にある須賀神社の例祭です。
↓須賀神社↓
この須賀神社の前に安置されている魔除けの狛犬が、なかなかユニークな表情をしていますので、是非そちらにも注目してみてください😊
春の桜
春にお伺いした際には、境内の立派な桜の木が見頃を迎えていて大変綺麗でした😊
市街地側から来られる方はもしかすると気が付かないかもしれませんが、駐車場の方にも沢山の桜が生えていて、素晴らしく綺麗でした。
そして時間を改めてまた夜に参拝させて頂くと、夜桜まで楽しめました。
風が吹くたびに、まさに桜吹雪のように沢山の花びらが舞い落ちてきます。
宇都宮二荒山神社は、栄えている街中にありますので、夜でも安心して参拝できました😊
御朱印
宇都宮二荒山神社社務所
神社の社殿正面に見て左手に社務所があり、御朱印はそちらでいただくことが出来ます。
栃木県宇都宮市
— きあら🌸😼りく😸🌸 (@inamutu11762) March 23, 2019
下野国一之宮二荒山神社
宇都宮市内を見渡せる高台に位置します。長い表参道の階段を登りきると広がる境内。小雨の降る夏に訪れ、サルスベリの花が見頃でした。#御朱印#栃木県宇都宮市#一之宮 pic.twitter.com/kSUbNkJIeM
通常の御朱印の他、新春限定御朱印・弥生祭期間限定御朱印などもあるそうです😊
パワースポット
宇都宮二荒山神社はパワースポットとしても注目され、日光東照宮などを通過した北方位のパワーも、この宇都宮二荒山神社を1つの通過点として東京方面へと流れていきます。
宇都宮二荒山神社に葉、平和・癒しの気が流れており、特に拝殿前・拝殿左手の木の周辺に強い気の流れがあるとされているそうです。
実際に足を運ばれた際には、是非そちらで境内に流れるパワーを感じてみてください😊
最後まで読んで頂きありがとうございました。