鷲子山上神社|ふくろう神社|栃木県・茨城県の県境|宝くじ・金運にご利益のあるパワースポット

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栃木県那須郡那珂川町

『鷲子山上神社』

鷲子山上神社はとりのこさんしょうじんじゃと読み、鳥の神様として知られる天日鷲命(あめのひわしのみこと)が祭神として祀られています。

境内には天日鷲命の使いとされるふくろうの像が100体以上もあることから、ふくろう神社の愛称でも親しまれている人気の神社です😊

また、神社が栃木県と茨城県にまたがっているという、県境マニア必見のスポットでもある他

金運にご利益のある神社としても知られ、参拝をされた方の中から、これまでに何人もの宝くじの高額当選者がでているそうです。

こちらのブログでは、鷲子山上神社の歴史や境内の様子についてご紹介させて頂きます。

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【基本情報】

住所 栃木県那須郡那珂川町矢又1948
電話番号 0287-92-2571
駐車場 広い無料駐車場があります
アクセス マップを開く
公式サイト 公式サイトを見る

↓駐車場↓

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目次

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鷲子山上神社の歴史

山の上からの景観

景観が素晴らしい鷲子山山頂にある鷲子山上神社の創建は、今から約1200年前の大同2年(807)のことと伝えられており

この地で生まれ育った大蔵坊宝珠上人が、諸国遍歴中に阿波国(徳島県)へと立ち寄った際

そこで製紙業が盛んであることを知り、製紙産業の振興のためにその守護神とされる天日鷲命を勧請したのが始まりとされています😊

神社は現在の本宮神社がある場所が創建の地とされていますが、その後火災により1552年に現在の鷲子山山頂へと移されました。

↓本宮神社↓

その後、疫病の流行の平癒を願って大己貴命少彦名命も祀られ、以降天日鷲命と合わせて三柱の神を祭る神社として信仰されていいます😊

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天日鷲命

天日鷲命は、開運、開拓、殖産の守護神、紡績や繊維を司る神様として信仰されています。

阿波国を開拓し、製紙業や紡績業を創始した忌部氏の祖神としても知られており

徳島県には、忌部神社をはじめとする天日鷲命を祀る神社がいくつもあります。

なお、天日鷲命は日本神話に登場する神様で、天照大神が天岩戸に隠れてしまって太陽が出てこなくなってしまった際(天の岩戸開きの神話)には、何とか出てもらえるよう尽力しました。

その方法の一つとして弦楽器を奏でてみたところ、弦の先に鷲が止まったので

これは世の中を明るくする吉祥を表す鳥であると喜ばれたことから、天日鷲命という名前が与えられたという言い伝えがあります。

ちなみに毎年11月の酉の日には、お酉様を祀る酉の市のお祭りが各地で開催されますが、このお酉様が実は天日鷲命なのだそうです😊

ふくろう神社

鷲子山上神社には、天日鷲命の使いとされるふくろうの可愛らしい像がなんと計100体以上もあり、実際その多さにびっくりしました。

なにげないところに置かれているものもあれば、ご利益の異なるふくろうの像がずらっと並んでいる場所もあったりして

境内の至る所で表情豊かなふくろうに出会うことができ、参拝者の心を和ませてくれます😊

ふくろうと言えば、不苦労・福老・福来朗などとも書かれる縁起の良い鳥であることから

鷲子山上神社は幸運を呼ぶ神社として人気で、ふくろう神社と呼ばれ親しまれています😊

鷲子山には実際にふくろうが生息しており、夜になるとその姿を観ることが出来るそうです。

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御朱印

鷲子山上神社の御朱印です。

立派な御朱印と一緒に、可愛らしいふくろうのスタンプを押してもらえます😊

お守りや御朱印帳をはじめとする、ご利益のありそうなふくろうグッズも人気です。

県境にまたがる神社

こちらの鷲子山上神社は栃木県と茨城県の県境にある神社としても知られており、しかも両県の文化財に指定されています。

このような特徴を持つ神社は日本でもここだけと考えられる、大変珍しい特徴神社ですので、県境マニア必見のスポットです😊

大鳥居・楼門・石段・本殿などのちょうど中央を県境が通っているのですが、これは1871年の廃藩置県の影響によるものだそうで

もともとは水戸領となっていたものの、廃藩置県以降は下野国側が栃木県の管轄となり、常陸国側が茨城県の管轄となりました。

そして面白いのが、社殿は一つしかないものの、宗教法人としての登録は栃木県と茨城県双方にあり、二つの神社ということになっています。

そのため、栃木県側と茨城県側の両方に社務所があり、宮司様も二人いるそうです😊

栃木県側の宮司は代々鷲子山上神社の宮司を務めていた高部家の方が務めていて、茨城県側の宮司は鷲子山麓の諏訪神社宮司を務める高部家の方が兼務しているのだそうです。

パワースポット

パワースポットの一つ・大黒社

ここ鷲子山上神社は境内全域がパワースポットとされており、鷲子山は古来より霊峰として知られていたそうです。

実際に境内を歩いてみると、樹齢千年とされる大木をはじめとする立派な木々が生い茂っていて、とても神聖な空気が感じられました😊

なかでも、六地蔵大黒社本宮神社などが特にパワースポットとして注目されていますので、是非忘れずに参拝してみてください。

上の写真の大黒社は、商売繁盛・幸福の神として知られる大黒天様を祀る大黒社であり、鷲子山上神社本殿の後ろにあります。

また、先にお伝えした本宮神社と、その前にある日本一の大フクロウ像が、境内一の人気パワースポットとなっています。

宝くじ高額当選のご利益も!

ここ鷲子山上神社は、宝くじ高額当選の御利益がある神社としても知られています。

そして、特にそのご利益がある場所とされているパワースポットが、日本一の大フクロウ像と、その奥にある本宮神社です。

↓大フクロウ像↓

本宮神社は前述の通り、もともと鷲子山上神社の創建の地とされている場所で

ここで参拝された人の中から、100万円を超えるような高額当選者が多数出ており、なんと最高7億円が当選した方もいるそうです。

ちなみに、真岡市にある大前神社も宝くじ高額当選のご利益のある神社として知られており

こちらには、金運アップのご利益があるとされる日本一大きな恵比寿像があります😊

↓日本一恵比寿像↓

境内紹介

県境表記のある大鳥居から、拝殿・本殿までの境内の様子を紹介いたします。

まずはその大鳥居ですが、ここの丁度中央が栃木県と茨城県の県境となっていて、拝殿・本殿まではずっとその中央が県境です😊

鳥居をくぐると左手に手水舎があり、その奥には、両県の文化財にも指定されている1815年建立の立派な楼門があります。

約200年前に建てられた楼門からは、長い年月の経過が感じられて、大変見ごたえがありました。

そして楼門をくぐると、拝殿・本殿へ向かってふくろうの石段が続いていきます。

この石段は社務所から拝殿前まで合計96段あり、往復すると2×96段となることから

片道苦労・往復不苦労と言われ、幸運を招く石段として親しまれています😊

一段一段意識しながらのぼっていくと、三柱の神を祭る拝殿・本殿があります。

↓拝殿↓

↓本殿(横から)↓

現在観ることが出来る本殿は天明8年(1788)に再建されたもので、三間社流造銅板葺です。

三間社流造とは、ながれづくりのうち正面に柱が4本、柱間の間口が3間のものを言います。

この本殿は日光東照宮の流れをくむ宮大工によってつくられたものと伝えられており

バク・龍・獅子をはじめ、松竹梅や牡丹など、鮮やかな彫刻が施されています😊

そしてこの拝殿・本殿のそばにあるのが、とちぎ名木百選にも選ばれている鷲子山の千年杉

↓鷲子山の千年杉↓

とても立派な大木で、近くで見るとそのあまりの存在感に圧倒されてしまいます。

鷲子山にはこの千年杉をはじめとする老樹大木が沢山生えており、樹齢600年のカヤは茨城県の天然記念物に指定されています。

ふくろう神社と言われる所以のふくろう像をはじめ、本当に沢山の見どころがある神社ですので、気になる方は是非足を運んでみてください😊

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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