栃木県真岡市
『真岡駅(もおかえき)』
真岡鉄道・真岡駅はその見た目がSL(蒸気機関車)の形になっていることでも有名で、駅自体が人気の観光スポットになっています。
土日祝日限定でSLが運行されており、蒸気をあげながら走る姿を見ることが出来る他
運行の1ヶ月前から購入可能なSL整理券と普通乗車券(切符)を購入すれば、実際に走るSLに乗ることができます😊
こちらのブログでは、真岡線の誕生の歴史や、真岡駅についてご紹介させて頂きます。
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真岡鉄道とSLもおか
真岡駅は、真岡鉄道株式会社が管理する真岡鉄道真岡線の駅の1つであり、真岡線の路線には真岡駅を含め全17の駅があります。
そしてこちらの真岡駅には、SLを管理する真岡鉄道の本社と車両基地があり、真岡線を走るSLは普段その車両基地で保管されています😊
真岡鉄道は土日祝日限定で、真岡線を1日1往復する臨時快速列車・SLもおかを運行しています。
時刻表はこちらをご覧ください。
真岡線の誕生は明治45年
SLが走る貴重な姿を見ることが出来る真岡鉄道真岡線は、明治45年に、日本で最初のローカル線として誕生しました。
ただ、真岡線では開通当初からSLを走らせていましたが、動力近代化に伴い昭和45年にSLの運行は一度全面廃止となってしまいます。
その後、利用客の減少から真岡線は一時廃線の危機に瀕してしまいましたが、そんな真岡線を救ったのが、他でもないSLだったそうです。
臨時快速列車・SLもおかは、1994年3月から運行が開始され、当初はC12 66号機のみで運行を行っていましたが
1998年からは新たにC11 325号機も加わり、全国から数多くの鉄道ファンが足を運ぶ観光スポットとして栄えました。
現在も、土日祝日になると、真岡駅では鉄道ファンの姿が見られます😊
なおC11 325号機はその後東武鉄道へと譲渡され、2020年12月26日より、東武鉄道のSL大樹として新しい場所での運行がスタートしました。
SLキューロク館
真岡鐡道真岡駅に併設されている「SLキューロク館」の助士席体験というイベントに参加した際に、SLの運転席で撮影したものです。昭和20年代の記録映画風な感じにしたくてモノクロにしてみました。#真岡鐡道 #真岡駅 #SLキューロク館 pic.twitter.com/feY2k71kyQ
— torasan (@tora8560) April 22, 2020
真岡駅の東口側には、観光施設として人気のあるSLキューロク館があります。
こちらでは、大正時代の代表的な蒸気機関車の1つとして知られる9600型蒸気機関車が展示されている他、様々なイベントも開催されます。
イベントに関する詳しい情報はこちらのページからご確認頂けます。
真岡駅の路線
先に記載した通り、真岡鉄道真岡線は下館駅~茂木駅までの全17駅をつなぐ路線で、真岡駅はその路線の中間に位置しています。
下館駅(茨城県)から
茂木駅(栃木県)までの路線
- 下館駅
- 二高前▲
- 折本
- ひぐち▲
- 久下田
- 寺内
- 真岡
- 北真岡▲
- 西田井
- 北山▲
- 益子
- 七井
- 多田羅
- 市塙
- 笹原田▲
- 天矢場▲
- 茂木
※▲の駅にはSLは停車しません。
このうち、下館駅からひぐち駅までは茨城県、久下田から茂木までが栃木県となります。
茂木駅から真岡駅までが所要時間約40分、真岡駅から下館駅までが所要時間約25分です。
最後に到着する茂木駅からは、約1.5kmの場所に道の駅もてぎがあり、こちらは道の駅グルメグランプリで三連覇を果たしたゆず塩ラーメンが食べられる道の駅として人気です😊
真岡鉄道を利用した観光を計画している方は、是非茂木方面へ向かってみてはいかがでしょうか?
最後まで読んで頂きありがとうございました。