高平寺|栃木県栃木市|岩舟町|御朱印|みかも山東麓の彼岸花や桜の名所

当サイトは広告を利用しています。

栃木県栃木市岩舟町

高平寺

栃木県佐野市と栃木市にまたがるみかも山の東のふもとにあるお寺で、夏の終わりには沢山の彼岸花が咲く彼岸花の名所です😊

こちらは、入唐八家の一人に数えられる天台宗の僧・慈覚大師円仁がかつて9歳まで修行されたお寺としても伝えられています。

こちらのブログでは、高平寺の境内の様子や彼岸花をご紹介させて頂きます。

[aside type=”boader”]

【基本情報】

住所 栃木県栃木市岩舟下津原1457
電話番号 0282-55-2505
駐車場
アクセス マップを開く
公式サイト 公式サイトを見る

↓駐車場↓

[/aside]
目次

栃木の人気宿検索

栃木県のどこに旅行したいですか?

高平寺の歴史

高平寺本堂

高平寺のそばにあるみかも山(三毳山)は、7世紀の後半~8世紀後半にかけて編纂された日本最古の歌集である万葉集にも登場しており、古くからよく知られた山だったようです😊

そんなみかも山の東麓に位置する高平寺は、奈良県初瀬の長谷寺を総本山とする真言宗豊山派に属するお寺で、建立は779年のことと伝えられる、約1200年の歴史がある寺院です。

第三世天台座主・慈覚大師円仁が9歳まで養育・修行されてお寺として伝えられ、こちらももとは天台宗のお寺だったそうですが、1600年に真言宗のお寺へと転派されたそうです。

現在の本堂は1826年の建立だそうで、中には狩野派の絵師・狩野秀益の描いた天井絵や、客殿内には襖絵が保存されています。(リンクを押すと公式サイトから絵が見られます。)

狩野派とは、15世紀から19世紀までの約400年に渡り活動し、常に画壇の中心にあった専門画家集団であり、織田信長、豊臣秀吉、徳川将軍家にも絵師として仕えていた方々です。

狩野派の絵師といえば、日光東照宮の想像の象などを描いた狩野探幽などが有名ですが、狩野秀益という方の情報は少ないので、高平寺に残る絵は大変貴重なものだと思います😊

クーポン&割引情報(クリックで開く)

御朱印

高平寺はぼけ封じ関東三十三観音霊場の第二十番札所であることから、そちらの御朱印をいただくことが出来るそうです。

高平寺と近くの山々

高平寺の背後にある三毳山は佐野市と栃木市にまたがるようにしてありますが、高平寺のある場所は栃木市岩舟町で、お寺からはその岩舟という名称が使われている岩船山もよく見えます。

↓写真奥に見えるのが岩船山↓

ちなみに岩舟町は舟の字を使いますが、岩船山の場合は船を使うのが一般的なようです。

なお、今回の件とは関係のない話ですが、水上を移動する大型のふねには船の字を、そして小型のふねには舟の字を使うそうです😊

そんな岩舟町の岩船山は、江戸時代から始まった岩船石の採掘により山の姿が徐々に変わり、岩肌が露出した変わった見た目をしていて、特撮作品のロケ地としてよく利用されています。

三毳山をバックに、そして岩船山の様子までよくみえる高平寺は、前方にはすっきりとした田畑が広がっていて、そして境内のお墓がとても綺麗で立派なのも印象的なお寺でした。

クーポン&割引情報(クリックで開く)

慈覚大師円仁修行の地

慈覚大師円仁とは、生前には遣唐使の一人として唐へと渡り、そして第三世天台座主も務められた方で、かの高名な最澄や空海とともに入唐八家の一人に数えられる天台宗の僧侶です。

日本中を巡り、天台宗の布教活動を行った円仁が開山や再興に携わったお寺の数は全国に500を超えるとも言われ、866年、最澄とともに日本で初めて大師号が贈られた方でもあります。

円仁の誕生の地としては諸説あるそうで、以前壬生町の壬生寺をその一つとしてご紹介させて頂きましたが、高平寺から北に500mの場所も円仁誕生の地として伝えられています。

そして、こちら高平寺は円仁が9歳まで養育・修行されたお寺として伝えられ

9歳になり、同じ栃木市内の大慈寺へと預けられると、16歳で滋賀県の比叡山へのぼり、天台宗開祖の最澄の弟子となりました。

円仁が亡くなった後、生前に円仁がまとめた入唐求法巡礼行記は、晩唐の歴史研究をする上での貴重な史料であるとの高い評価を受け

マルコポーロの東方見聞録に並ぶものとして、元駐日アメリカ大使であるライシャワー博士により世界の人々に広く紹介されました。

ライシャワー博士は壬生町の壬生寺と、栃木市の高平寺の両方を訪れているそうです😊

彼岸花の名所

栃木市の高平寺は彼岸花の名所として知られており、夏の終わりになると、仁王門の前や境内に沢山の鮮やかな彼岸花が咲いていました。

境内の至る所に彼岸花が咲いていて、目が覚めるような赤色が大変綺麗でした。

また、春には沢山の桜の花も咲くそうです😊

境内の桜の風景は、高平寺さんの公式サイトでもご紹介されておりましたので、気になる方は是非ご覧になってみてください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次