栃木市郷土参考館|扉は三重構造で重さ二トン|土蔵を利用した無料の資料館

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栃木県栃木市

『栃木市郷土参考館』

栃木市郷土参考館は、その建築から約200年が経っている主屋と土蔵を利用した資料館で

栃木市の歴史資料や栃木市内の遺跡から出土した石器をはじめ、かつて栃木市で作られた鬼瓦や、栃木県の名産であった下駄を作るための道具などが展示されています。

無料で入館できますので、栃木市をめぐる際には是非ご覧になってみてください😊

こちらのブログでは、栃木市郷土参考館の様子についてご紹介させて頂きます。

【基本情報】
住所栃木県栃木市倭町4-18
電話番号0282-24-2145
営業時間
定休日
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駐車場

栃木市郷土参考館へ車でお越しになる際は、以下の3つのいずれかの駐車場をご利用ください。

●栃木市役所 立体駐車場

住所栃木県栃木市入舟町16-9
営業時間8:30~19:30
収容台数【普通車】
396台
料金無料
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●旧警察署跡地

住所栃木県栃木市室町11
(デニーズ栃木室町店向かい)
営業時間9:00~18:00
収容台数非常に広いため、問題なく駐車できます。
料金無料
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●蔵野町第一駐車場

住所栃木県栃木市倭町13-1
営業時間9:00~18:00
収容台数【普通車】
30台
【バス】
6台
料金【普通車】
30分100円
【バス】
1000円
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※蔵の街第一駐車場は有料の駐車場となりますが、とちぎ山車会館またはとちぎ蔵の街美術館に入館(有料)された方に対しては、普通車の利用に限り駐車場無料券が発行されます。

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栃木市郷土参考館の歴史

栃木市郷土参考館

蔵の街と呼ばれる栃木県栃木市に、今もなお残る計200もの蔵は、かつて栃木市が北関東有数の商都として栄えていた頃の名残です。

時は江戸時代から明治時代、この周辺には数々の問屋や質屋があり、そこで取り扱う在庫の保管のために蔵が必要となりました。

その数々の蔵の中でも、ここ栃木市郷土参考館の蔵は特に古いものの1つで、ここに建てられてから約200年が経過しています。

屋根を支えているはりも、長さ約14.5mにもなる立派な一本松です😊

この蔵はかつて大質屋の井筒屋を営んでいた坂倉家が所有をしていた蔵で、基本骨格が木造・壁や屋根を土で塗り固めて作りあげた土蔵です。

土蔵の扉は三重構造・重さは二トン

栃木市郷土参考館の土蔵の入り口の扉の構造は三重になっており、一番外側の重厚な扉はなんとおよそ二トンもの重さがあるそうです。

栃木市郷土参考館土蔵入り口の三重構造の扉

そもそも土蔵とは、主体となる構造を木造とし、外壁を厚い土壁にすることで、外から火が燃え移りづらくした蔵のことを言いますが

この分厚く重厚なを見るだけでも、火災から収納品を守るために徹底した防火構造にしていることがよくわかります。

扉の下部に設けられている斜めの仕掛けは、ねずみが入らないようにするねずみ返しの板を設置するためのものだそうです。

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施設紹介

栃木市郷土参考館は、主屋と蔵のその両方が無料で公開されています。

資料館の入り口は主屋の方で、壁、柱、家具など、その1つ1つに年季を感じますした。

栃木市郷土参考館の主屋
主屋

主屋を抜けていくと、先ほど紹介した土蔵内部へと通じる扉があります。

栃木市郷土参考館の土蔵内部
土蔵内部

土蔵の内部では、鬼瓦や栃木市にある星野遺跡で見つかった出土品が展示されています。

鬼瓦は屋敷を守り・家内安全の魔除けとして制作されていたもので、栃木市周辺ではかつて良質な粘土を得ることが出来たことから、鬼瓦が数多く作られていたそうです。

栃木市郷土参考館に展示された鬼瓦
鬼瓦

なお星野遺跡とは、今から約半世紀ほど前に発見された、旧石器時代から縄文時代にかけての遺物が見つかった遺跡です。

今から約7000年前、地球は縄文海進時代と呼ばれ、海面が上昇した結果、なんと栃木県内まで海が侵食してきたことが分かっており

星野遺跡が発見された栃木市も、当時は海に近かったのであろうと考えられています😊

栃木市郷土参考館に展示された星野遺跡出土品
星野遺跡出土品

栃木市を散策される際には、是非この栃木市郷土参考館へお立ち寄りください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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