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須賀神社|小山市|小山評定の場所|節分祭の豆まきも人気
栃木県小山市
『須賀神社』
かつて朝廷への反乱を起こした猛将・平将門を討った藤原秀郷が、その平将門の乱に際し
素盞嗚命に戦勝祈願して、見事成就することが出来たことから、京都の八坂神社より御分霊を勧請してまつったのが創祀とされています。
毎年7月には祇園祭が開催され、およそ25基の神輿が市内を巡行し、地元では夏の訪れを告げるイベントとして親しまれています😊
こちらのブログでは、須賀神社の歴史や境内の様子、そして徳川家康が開いた小山評定についてもご紹介させて頂きます。
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【基本情報】
住所 | 栃木県小山市宮本町1-2-4 |
駐車場 | 広い駐車場があります。 |
電話番号 | 0285-22-0101 |
アクセス | マップを開く |
公式サイト | 公式サイトを見る |
↓駐車場↓
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須賀神社の歴史
境内にある藤原秀郷公の碑
小山市の須賀神社の創建は、今から約1000年ほど前の西暦940年のこと。
後の小山氏や結城氏の祖でもある藤原秀郷によって、京都の八坂神社(祇園社)より御分霊を勧請してまつったのが創祀とされています。
↓小山政光(小山氏の祖)・寒河尼像↓
なお、祇園社の祭神である素盞嗚命は、牛頭天王と同一視されている神であることから
小山市の須賀神社もまた、祇園社、牛頭天王、天王さまなどとも呼ばれています😊
小山評定の場所
ここ小山市の須賀神社は、1600年7月25日、徳川家康が石田三成の軍との対決を決めた軍議・小山評定が開かれた場所としても知られています。
この小山評定の結果、徳川家康が石田三成の軍と戦う天下分け目の関ヶ原の戦いが実現し、勝利した徳川家康が天下をとりました。
そして、そもそもなぜここで小山評定が開かれることとなったのか、それを知ると、この軍議の重要性がさらによくわかります。
時を遡ること小山評定の約2年前、1598年に天下人であった豊臣秀吉が亡くなると、まだ秀吉の子である秀頼が6歳と幼かったことから
当時豊臣秀吉が従えていた五大老の1人である徳川家康と、五奉行の1人である石田三成との間で、権力争いが勃発します。
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五大老と五奉行
五大老 | 五奉行 |
徳川家康 前田利家 毛利輝元 上杉景勝 宇喜多秀家 | 石田三成 前田玄以 浅野長政 増田長盛 長束正家 |
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しかし、この関ケ原の戦いより少し前、当時豊臣政権内では、会津にいる五大老の1人、上杉景勝に謀反の疑いがかけられていました。
そこで徳川家康は、上杉景勝に上洛することを求めますが、景勝は素直に応じません。
そのため徳川家康は、豊臣秀頼の承認を得て、豊臣政権の正規軍を率いたうえで、上杉景勝がいる会津を攻めることを決めます。
しかし、それと同時に動き出したのが五奉行の石田三成で、石田三成は徳川家康を倒すために、家康の居城であった伏見城を攻撃します。
徳川家康がこの知らせを聞いたのが1600年7月24日のことで、その時会津に向かっていた家康は、この小山の地まで来ていました。
そこで家康は、急遽本陣に諸将を招集して軍議を開きます。これが、小山評定です。
小山評定では、家康は以下の3つの選択のうち、どれが良いかを各将の判断に委ねます。
- そのまま上杉景勝を攻撃する
- 引き返して石田三成と対決する
- 石田三成方につく
その結果、愛知尾張国清洲城主の福島正則や、静岡遠江国掛川城主の山内一豊らが、徳川家康の方を支持することを決め
軍は引き返して石田三成と戦うこととなり、関ヶ原の戦いへと発展していくことになりました。
この小山評定に際しては、徳川家康は須賀神社境内にて戦勝を祈願し、見事成就したことから
その報賽として51石余の社領が寄進され、うち15石が神社の領地とされました😊
また、須賀神社の神社会館内には、徳川家康より奉納された朱神輿もあります。
祇園祭
こちらの須賀神社では、毎年7月14日〜21日にかけて祇園祭が開催されます。
日本一の大みこし渡御
須賀神社 祇園祭 開催!
7月15日(日)14:30~18:00 pic.twitter.com/angerR63Lj— 小山市観光協会 (@Masamitsu_kun) June 13, 2018
この祇園祭は日本一の大神輿渡御と言われており、開催期間中は大いに盛り上がります。
節分祭の豆まきも人気
須賀神社で行われるお祭りとして、祇園祭り以外に人気なのが節分祭です。
2月3日(土)小山市の須賀神社で恒例の節分祭が行われ、多くの参拝客で賑わいました。 pic.twitter.com/neKXwJOAdv
— 小山市 (@oyama_tochigi) February 5, 2018
当日は、お囃子や東都演芸などが行われ、沢山の人が参拝に訪れ、豆まきも行われます。
境内紹介
須賀神社の境内の様子を紹介します。
須賀神社の参道は長く、その両脇にはケヤキやイチョウの大木が植えられています。
こちらをしばらく進んでいくと、道を挟んだ反対側に二つ目の鳥居が見えてきます😊
↓須賀神社二の鳥居↓
この二の鳥居の先へ進み、右手に見える石鳥居は1653年に建立されたもので
小山市に現存する最古の石造鳥居として知られており、栃木県内では日光東照宮の四基の鳥居に次ぐ古さを誇るそうです。
↓小山市最古の石造鳥居↓
この先に須賀神社の神門があり、くぐった先に須賀神社の社殿があります。
↓須賀神社拝殿↓
拝殿の右手には、須賀神社の御神木であり、樹齢800余年とされる樅の木や
↓樅の木↓
椿としては県内一の大きさを誇るとされる、樹齢500余年の大椿がありました。
↓大椿↓
このほか、本殿の裏手にはいつくかの摂末社もあり、神聖な雰囲気に包まれている名社です。
小山評定が開かれた重要な場所である須賀神社へ、是非参拝に訪れてみてください😊
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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