七弦の滝|那須塩原市|蓬莱橋から見える冬の氷瀑も人気の滝

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栃木県那須塩原市

『七弦の滝』

塩原十名瀑をはじめ、市内の色々な場所に沢山の滝がある那須塩原市

こちらでご紹介する七弦の滝は、おそらくあまり知られていない滝の一つで、その存在に気が付かない方も多いかもしれません😊

しかし、晴れている時に近くから見ると本当に綺麗で、歴史もある滝ですので、こちらのブログで詳しくご紹介させていただきます。

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【基本情報】

住所 栃木県那須塩原市塩原705
アクセス マップを開く
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七弦の滝(七絃の滝)

七弦の滝は、那須塩原市の箒川へと流れ落ちていく落差約15メートルほどの滝で、ホテルニュー塩原の渡り廊下からもよく見えます。

ホテルニュー塩原の建物の足元から流れ出しているようにも見えることから、人工の滝のように思われている方も多いようですが

実際には、箒川の支流の沢が流れ落ちて自然にできた滝だそうで、滝の水も綺麗ですし、その下の箒川の水も大変綺麗です。

細い流れがいくつもあり、それが七弦の琴を岸壁に立てかけたように見えることから、七弦の滝と名付けられたそうです。

ちなみに今から800年以上前、ここには手も入れられないほどの熱い温泉が湧き出ていたそうですが、そのわきにある七弦の滝の水が入り込んで人が入れる露天風呂になったそうです。

今そちらのお風呂は、ホテルニュー塩原の貸切風呂として利用することができるそうで、上の写真の中で七絃の滝の奥の木の陰にちらっと見える建物がそのお風呂のようです😊

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蓬莱橋と七弦の滝

上の写真は七弦の滝のそばにかかる蓬莱橋から、箒川の上流を撮影した写真となりますが、美しい緑に囲まれていて大変景観の良い場所です。

その蓬莱橋では、毎年紅葉が見ごろを迎える11月の初めの頃になると、大根ぶらさげ祭りが開催されて塩原名物となっています。

また、冬になると蓬莱橋にも竹灯籠が設置される竹取物語というイベントが開催され

冬の寒い日にしか見ることができない、氷瀑となった七弦の滝も人気があるようです😊

那須塩原市は四季折々の景観が大変美しい場所ですので、温泉街をお散歩される際には是非蓬莱橋からの景観を楽しんでみてください。

七弦の滝周辺の様子

七弦の滝は、前述のとおりホテルニュー塩原の建物の下から流れ落ちている滝であり

ニュー塩原の本館と湯仙峡をつなぐ虹の架け橋からは上からの滝の様子が見えます。

ホテルニュー塩原の虹の架け橋

箒川を近くから見てみると、水がとても綺麗で、下流の方では魚釣りを楽しまれている方もいたので、何か釣れるようです😊

水の流れる音が大変心地よく、一日ここでゆっくりしてしていたくなりました。

明治末期から昭和中期まで執筆活動を行った小説家の谷崎潤一郎氏は、36歳の時に一か月ほど、この七弦の滝のほとりにあった宮本ウメさんという方の家に住んでいたそうで

その後36年が経ち、72歳の時に再び宮本家でウメさんと再会した際には、その長寿と再会を祝して次の歌を残したそうです。

七絃の滝のしらべを友として 八十路の媼こゑもさやけし

七絃の滝のほとりに年をへて おうなの白髪いよよ長かれ

谷崎潤一郎氏は1886年生まれですので、ここに一か月住んでいたというのは、もう今から約100年ほど昔のこととなりますね。

今は温泉宿が立ち並んでいますが、当時はまた全く違う風景だったのでしょう😊

もし塩原温泉街を歩かれることがあれば、是非七弦の滝にも注目してみてください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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