栃木県芳賀郡茂木町
『千本神社』
国道294号線と県道338号線の分岐点に鎮座している神社です。
すぐ近くには、千本氏の居城であった千本城跡地があります😊
こちらのブログでは、千本神社の様子についてご紹介させて頂きます。
[aside type=”boader”]【基本情報】
住所 | 栃木県芳賀郡茂木町千本1595 |
アクセス | マップを開く |
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千本神社の歴史
茂木町にある千本神社は、茂木町から市貝町に入るすぐ手前の県道と国道の分岐点にあり、茂木町千本という住所に鎮座しています。
かつてこの辺りは、那須氏、蘆野氏、伊王野氏、福原氏、大関氏、大田原氏とともに那須七騎に列せられた千本氏が治めていた地域であり
今なお千本という地名は残ったままで、こちらの千本神社も、その千本氏に何かしらのゆかりがある神社なのではないでしょうか。
また、近くに千本城跡があり、そちらには羽黒神社という神社が鎮座しています。
創建年代は不明ですが、高龗神社から千本神社へと改名合祀された経緯があるそうで、高龗神と軻遇突智命を主祭神としてお祭りしています。
思わず目に留まる入り口
茂木町から帰る途中に見つけた千本神社は、その階段にびっくりして思わず目に留まりました。
正面から見ると、鳥居の階段がほぼ壁のような急斜面になっているように感じられて、ちょっとのぼるのが大変でした。
ちなみにこの階段を斜めから見てみると、下の写真のような感じですので、もしのぼる際には十分にご注意なさってください。
人の行き来が普段あるのかも不明な雰囲気で、その先がどのようになっているのかも入り口からでは分かりませんでしたが
参道を進んで行くと、境内は綺麗に手入れがされている様子で、立派な社殿もありました😊
境内紹介
鳥居の先にはまた少しの階段があり、その後社殿へと真っすぐに参道が続いていました。
この時ちょうど夕暮れ時で、西日が社叢に差し込み、神聖な雰囲気が感じられました。
正直奥の様子が分からなかったので、こんなに立派な社殿があるとは思いもしませんでした。
拝殿に見られる神額も綺麗ですし、なんといっても社殿に施された彫刻が素晴らしかったです。
この社殿が、いつ、誰に作られたものなのか、その詳細については分かりませんでしたが
詳しく調べてみると、千本大工と呼ばれる気になる存在について知ることができました😊
千本大工とは、かつて寛永の頃の日光東照宮造営にも携わった宮大工達のことだそうで
その大工達は、ここ茂木町や、隣接する市貝町に移り住んだことから
この千本周辺の地域には、腕の良い宮大工達が沢山いたのだそうです。
ですのでここ千本神社の社殿の造営にも、その千本大工と呼ばれる方々や、その子孫が関係しているのかもしれん。
ちなみにこちらの神社がある場所は、茂木町千本という住所になりますが、千本と書いてせんぼと読むのだそうです。
また一つ勉強になりました😊
最後まで読んで頂きありがとうございました。