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簑沢彼岸花公園|簑沢彼岸花群生地|那須町|見頃・開花状況|東山道沿いの彼岸花の名所

栃木県那須郡那須町
『簑沢彼岸花公園』
簑沢彼岸花公園(簑沢彼岸花群生地)は、栃木県の北端にある那須町の、更に端っこの簑沢にある彼岸花の名所で、もう少し北へ進むと福島県へと入るような場所にあります。
緩やかな斜面一面に咲く鮮やかな彼岸花と、それを囲う美しい田園風景や山々が織りなす風景が大変素晴らしく、自然や花が好きな方なら是非一度は訪れてみてほしい場所です😊
ちなみにこちらでは簑沢彼岸花群生地と記しておりますが、Googlemapでは『蓑沢』と記されています。何か違和感を感じると思ったら簑と蓑の違いでした。意味は同じようです。
こちらのブログでは、簑沢彼岸花群生地の様子をご紹介させて頂きます。
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【基本情報】
住所 | 栃木県那須郡那須町蓑沢790 |
駐車場 | 有 |
アクセス | マップを開く |
↓駐車場↓
この他、那須町立美野沢小学校の校庭も駐車場として開放されるそうなので、詳しくは現地にてご確認ください😊
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簑沢彼岸花公園

簑沢彼岸花公園(簑沢彼岸花群生)は、その名前の通り那須町の簑沢(蓑沢)という地区にある彼岸花の名所で、ただ彼岸花が咲いているだけではなく、周りの自然も大変美しい場所です。

周りにはスーパーマーケットやコンビニなどもない、本当に静かでのどかな風景の中にある場所なのですが、彼岸花の見頃の時期には多くの方が鮮やかな花を見に訪れていました。

美しい山々と収穫間近の立派な稲穂に囲まれた彼岸花、そしてお伺いした日は良く晴れたお天気だったので、最高に綺麗な景色でした😊

こちらの田園風景は、とちぎのふるさと田園風景百選にも認定されているそうです。

広さはなんと6000平方メートルもあるそうで、彼岸花は地域住民の方が少しずつ数を増やして今のような姿になっていったそうです😊

間違いなく栃木県屈指の彼岸花の名所ですので、気になる方は是非訪れてみてください。
見頃・開花状況

簑沢彼岸花公園の彼岸花は、毎年だいたい9月下旬頃に見頃を迎えます。
ただし、とても日当たりの良い場所にありますので、日差しが強い日が続くと、見頃や開花状況も早く変わってしまう可能性があります。
また、過去の開花状況や満開・見頃の時期について調べてみると、その年の天候などにより結構大きくずれがあることが分かりました😊
参考として、直近5年分の開花状況・満開の時期の情報を記しておきます。この満開の時期の約1週間前からが見頃となっています。
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直近5年の彼岸花の満開の時期
(この約1週間前からが見頃)
2017年:9月21日頃
2018年:9月23日頃
2019年:10月3日頃
2020年:10月3日頃
2021年:9月20日頃
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また、開花状況については、Twitterでの最新のつぶやきがとても参考になります😊
こちらからご覧頂けますので、9月10日過ぎくらいからチェックしてみてください。
源義経や松尾芭蕉ゆかりの地

簑沢彼岸花公園のそばを通る伊王野白河線(栃木県道・福島県道76号)は、かつての東山道に当たり、京都の都から東北地方へ行くための最短のルートとして使用された道でした。
簑沢彼岸花公園のある場所から福島県に向かって繋がっている道なのですが、約8.5kmほど進んだ場所には、数ある関所の中でも奥州三古関の一つに数えられた白河の関跡があります。
東北の玄関口。白河の関跡。なう! pic.twitter.com/zwxERGXmUc
— こてつ (@kotetsu4989) August 15, 2018
平安時代の武将・源義経は、1180年から始まる治承・寿永の乱の際、平家討伐のため、奥州平泉(現在の岩手県)から白河の関を通って関東へと入り、鎌倉へと向かったそうです。
そのため東山道は別名義経街道とも言われ、この彼岸花群生地周辺にも、義経に関する数々の伝説が残っているそうです。
そして、東北地方への玄関口にあたり、かつての武将らが通った白河の関は、やがて都の文化人にとって憧れの地となり
能因、西行、松尾芭蕉といった、その時代を代表する歌人・俳人らが白河の関を目指し、松尾芭蕉の奥の細道紀行においては、その時の感動・高揚を以下のような言葉で記しています。
心もとなき日数重なるままに、白河の関にかかりて旅心定りぬ。
いかで都へ
と便り求しも理なり。
現代語訳すると
不安で落ち着かない日々を重ねるうちに、白河の関にさしかかって旅をするんだという心が決まった。
(昔、平兼盛が白河の関を越えた感動を)
どうにかして都に(伝えたい)。とつてを求めたのも理にかなっている。
引用元:マナペディア
となるそうです😊
今でも、やはり歴史好きな方にとって東山道や白河の関は憧れの地であるようですので、気になる方は是非とも通ってみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。