乾徳寺|那珂川町馬頭|御朱印|紅葉・白藤(のぼり藤)の名所

当サイトは広告を利用しています。

栃木県那須郡那珂川町馬頭

『乾徳寺(けんとくじ)』

那珂川町の馬頭地区にある乾徳寺は、室町時代に開基された曹洞宗の寺院で、境内にはこの地を治めていたのお墓があります。

お寺は豊かな自然に囲まれた場所にあり、毎年4月下旬頃に咲く白藤が人気である他、鮮やかな紅葉の名所としても親しまれています😊

こちらのブログでは、乾徳寺の境内の様子や御朱印などをご紹介させて頂きます。

[aside type=”boader”]

【基本情報】

住所 栃木県那須郡那珂川町馬頭114
電話番号 0287-92-2247
駐車場 広い無料駐車場があります
アクセス マップを開く
公式サイト 公式サイトを見る

↓駐車場↓

[/aside]
目次

栃木の人気宿検索

栃木県のどこに旅行したいですか?

乾徳寺の歴史

那珂川町馬頭にある乾徳寺は、当時武茂城主を務めていた武茂兼綱(1582年没)によって開基された曹洞宗の寺院です。

武茂氏は、宇都宮氏第七代当主宇都宮景綱の子・宇都宮泰宗(武茂泰宗)から始まる一族であり、武茂兼綱は武茂氏の第六代当主です。

乾徳寺のすぐそばには、現在も土塁などが良好に保存された武茂城跡があり、乾徳寺は武茂氏の代々の菩提寺として大切にされました。

なお、乾徳寺境内にある墓地の中央に、武茂氏歴代当主のお墓があります。

関ケ原の戦いの後、佐竹氏の転封にともない武茂城は廃城となってしまいますが

乾徳寺の山門(県指定文化財)はその武茂城の表門を移築したもので、武茂城跡とあわせて栃木県史跡に指定されています。

クーポン&割引情報(クリックで開く)

御朱印

乾徳寺の御朱印です😊

乾徳寺さんの御朱印は三面仕様となっていて、その真ん中には可愛らしいお地蔵様の絵もかいていただけるアート御朱印です。

また、乾徳寺は八溝七福神巡りのお寺の一つでもあり、こちらでは福禄寿をお祀りしています。

こちらの御朱印もあるそうですので、気になる方は是非七福神巡りをしてみてください😊

紅葉

乾徳寺は馬頭の紅葉の名所としても親しまれており、毎年11月の中旬から下旬が見頃です。

寺院の入り口から本堂までも綺麗ですが、本堂の裏手にある道を進んでいくと大きな池があり

水面に映る紅葉が大変綺麗と人気ですので、時期が合えば是非ご覧になってみてください。

クーポン&割引情報(クリックで開く)

白藤(のぼり藤)

また、こちらの乾徳寺さんは気品のある白藤の名所としても親しまれています。

藤の花は棚から垂れ下がって咲いているものが一般的ですが、こちらの乾徳寺で咲く白藤は棚から上で天に向かってくように咲くことから、のぼり藤の愛称でも親しまれています。

ちなみにこちらの白藤は、乾徳寺39世原徳成和尚代「四国出身」記念樹として植えられたものだそうで、樹齢はなんと約200年!

那珂川町の天然記念物にも指定されているこちら白藤・のぼり藤は、毎年4月22日~5月10日頃に見頃を迎えるそうです😊

ちなみにのぼり藤と言えば、毎年6月に咲くルピナスの別称として知られていますよね

↓ルピナス↓

そして藤の花といば、一般的には垂れ下がるようにして咲くものですが

天に向かうように咲くものは他の場所にもあるそうで、調べてみると、徳島県神光寺の藤も同じく天に向かっていくように見えることからのぼり藤と呼ばれているそうです。

境内紹介

乾徳寺の境内へと入るとすぐに、法華塔や常夜塔、地蔵菩薩像などが安置されています。

↓法華塔や常夜塔↓

↓地蔵菩薩像↓
(大佛石像)

これらの塔や像は、今から200年以上前に造られたという、とても貴重なものです😊

そこから更に参道を進んでいくと、武茂城から移築され、県文化財指定の山門があり、門の両側には武茂家の定紋が刻されています。

こちらの山門は安土・桃山時代の様式を取り入れた千鳥破風造りとなっていて、今から約400年ほど前に寄贈されたそうです。

その先のもう一つの門をくぐった先に乾徳寺の本堂があり、現在の本堂は、約8年もの歳月をかけて明治時代に再建されています。

見上げてみると、眼光鋭い龍の彫刻が施されていて、とても立派な本堂でした。

先にもお伝えした通り、この本堂より更に奥へと進んで行くと、武茂城主累代のお墓や、紅葉が綺麗に見られる池があります。

背の高い木々に護られていて、とても静かで雰囲気の良いお寺ですので、那珂川町馬頭を観光される際には是非参拝してみてください😊

最後まで読んで頂きありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次