常楽寺|録事尊|鹿沼市|御朱印|中野智元を祀る彼岸花の名所

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栃木県鹿沼市

『常楽寺(録事尊)』

かつて後鳥羽上皇の難病の治療に成功し、録事法眼の名を賜った名医として知られる・中野智元(玄)をお祀りしているお寺です。

こちらの常楽寺さんは、鹿沼市の彼岸花の名所として親しまれており、時期になると境内が彼岸花の鮮やかな赤色に染まります😊

こちらのブログでは、常楽寺の歴史や境内の様子をご紹介させて頂きます。

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【基本情報】

住所 栃木県鹿沼市下粕尾949
電話番号 0289-83-0971
駐車場 30台
アクセス マップを開く

↓駐車場↓

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目次

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常楽寺(録事尊)の歴史

常楽寺は、1190年に没した名医・中野智元を祀っており、その創建年代については詳しいことはわからないそうです。

ただ、中野智元は医師であるとともにこちらのご住職も務められていたそうで、とすると創建の年代はとても古そうですね。

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中野智玄について

1773年建立:録事尊を祀る録事堂

中野智元は平安末期の医師であり、日本で初めて生体解剖を行った人物と云われています。

日本で解剖というと杉田玄白の解体新書がよく知られていますが、智元が解剖を行ったのは玄白の登場よりおよそ600年も昔の出来事でした。

その後は仏門に入り、諸国を旅しながら修業され、のちに後鳥羽上皇の病気治癒の功績によって録事法眼の名を賜ります。

やがて故郷の現鹿沼市に帰ると、村人たちの治療にあたり、名医と云われた智元のもとには雷神様も訪れ、お灸をすえて治療を行ったそうです。

その雷神とのやり取りは日本昔ばなしにもなっており、もともとこの地は落雷や思川の洪水によって悩まされていたものの

智元に感謝した雷神は村に雷を落とすことをやめ、雨を降らせて思川の川筋を操って流れを変え、洪水をなくしたそうです。

事実、こちらの地域は水害が少ないそうで、そのエピソードと現実がちゃんと合っているところに面白みを感じられます😊

また、その話から常楽寺は雷除けのご利益のあるお寺としても親しまれているそうです。

録事尊の村廻り

薬師瑠璃光如来を祀る本堂

常楽寺の住職でもあった智元和尚の没後、旧粕尾村の村人達は生前の徳を偲び

智元を地蔵菩薩に、夫人を聖観音菩薩様に、娘を地蔵観音様に祀りました。

その後、その各々を厨子に納め、智元と夫人の佛は下粕尾・中粕尾地区の家々を巡り

娘の小春を祀った地蔵観音様は上粕尾地区の家々を巡るようになります。

300年以前から続くと伝わるこの風習は、録事尊の村廻りと呼ばれ

三体の仏像が広い村内を廻るというとても珍しいものであることから、鹿沼市指定無形民俗文化財に指定されています😊

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御朱印

常楽寺の御朱印です。

常楽寺さんの御朱印に関するご不明点は、お寺の方へ直接お問い合わせください。

彼岸花の名所

常楽寺は鹿沼市の彼岸花の名所として親しまれており、季節になると境内いっぱいに赤く燃えるような彼岸花が咲いています😊

彼岸花の見頃は毎年十月のはじめころで、ちょうど季節にお伺いした際には、沢山の方が見に訪れていらっしゃいました。

また、彼岸花の赤に囲まれるようにして、白いそばの花も沢山咲いています。

ほとんどが赤い彼岸花ですが、オレンジや、白の彼岸花が咲いている場所もありました😊

また、常楽寺は秋の彼岸花だけではなく、春になると沢山の桜が咲き、鹿沼市の花の名所として親しまれています。

とても自然豊かな場所ですので、鹿沼市へお出かけの際には是非足を運んでみてください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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