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日枝神社|那須烏山市|御朱印・駐車場情報|興野ささら獅子舞を奉納
栃木県那須烏山市
『日枝神社』
那須烏山市には那須烏山市興野と栃木県那須烏山市小白井に2つの日枝神社があり、こちらは興野地区にある方の日枝神社です。
興野地区の山奥にあるので、拝殿・本殿までは少し険しい道のりを進んでいく必要がありますが、とても神秘的な雰囲気に包まれていて、隠れた名社だと感じました。
那須烏山市内に住む方以外からはあまり知られていない神社かもしれませんが、毎年10月第3日曜日には、市指定無形民俗文化財の興野ささら獅子舞が奉納されます😊
こちらのブログでは、そんな興野地区の日枝神社についてご紹介させて頂きます。
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【基本情報】
住所 | 栃木県那須烏山市興野2319 |
駐車場 | 無し |
アクセス | マップを開く |
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日枝神社の歴史
日枝神社という名の神社は、同じ那須烏山市内にもまた別のものがあるくらいですので、全国にはかなりの数があります。
そしてそれらの日枝神社は、滋賀県にある日吉大社より勧請されたもので
こちら那須烏山市興野にある日枝神社は、第51代平城天皇の御代の、西暦807年に勧請されたものであると伝えられています😊
「日吉大社」滋賀、大津市 pic.twitter.com/zWvzO7QcPP
— Conflict (@macos9x) November 16, 2019
以後、代々の烏山城主によって大切にされてきた神社であり、1604年に成田氏が烏山城主となって領内の神社仏閣を調査した際には
日吉大社は豊臣秀吉が最も大切にする神社であることから、この興野の日枝神社は烏山城の鬼門に当たり、その鬼門除けの祈願所とする
と定めたと言います。
これはどういうことかというと
そもそも日吉大社は豊臣秀吉にとても縁のある神社であり、豊臣秀吉の母が日吉大社に参拝した際には、日輪が懐中に入る夢を見て授けられた子が豊臣秀吉であるというエピソードがあるほか
幼少の頃の呼び名は日吉丸で、素早い身のこなしと、顔立ちが、日吉大社の神の使いである猿に似ているというところから、そのあだ名が猿になったともいわれています。
織田信長が、豊臣秀吉を猿と呼んでいたというのは有名な話ですよね😊
駐車場・御朱印について
基本情報のところでも書いていますが、ここ那須烏山市の興野の日枝神社には、ちゃんとした駐車場らしきものがありませんでした。
最寄りの烏山駅からは3km以上離れていることもあり、日枝神社へ行くのはちょっとハードルが高いかもしれませんね。
ただ、歩くのが大好きな方や、ハイキングが好きな方にはぴったりの場所だと思います😊
また、神社の拝殿は綺麗にされていましたが、普段は無人の神社であり、調べたところ御朱印の配布なども行っていないようでした。
その点、予めご了承ください。
境内紹介
日枝神社の境内を紹介します。
駐車場がないため、拝殿・本殿までは、山道を歩いていく必要があります。
まずこちらの写真に写っているのが、一番最初の鳥居と、日枝神社の案内表示ですが、ここから思った以上に道のりがありました。
案内板の表示に従いまっすぐ進んでいきます。
少しだけ民家があり、進んで行くと左に広い小学校がありますが、現在は廃校となっています。
こちらは、森へと入っていく入り口で、ちょっと違う世界に入っていくかのようです。
途中から、完全に山道になります。
道はあっているのだろうかと少し不安になりましたが…再び案内板があり少しほっとしました😊
しかし、ここから更に道が険しくなり、人ひとりが通れるほどの幅しかありません。
まったく人の気配がなく、山なので、イノシシなどに会わないよう慎重に足を進めました。
しばらく歩いていくと、陽の光が差しむ様子が見えてきて、ほっと一安心。
段々道が開けてきました。
そして、うっそうとした山道を歩くこと約20分で、日枝神社の社殿が姿を現します。
ここに来るまで、そして帰り道にも誰ともすれ違いませんでした。
風が吹くと木々や葉が一斉に揺れ、とても神秘的な空気を感じられます。
社殿にてお参りをして、その後ろ側をのぞいてみると、斜面になっているので、ここが山頂であることがわかります。
こんなに山奥にあるのに、拝殿の周りは綺麗に清掃されていて、地域から大切にされていることが分かる良い神社でした😊
興野ささら獅子舞
昨日、那須烏山市興野地区の「ささら獅子舞(市指定無形民俗文化財)」を
見物してきた。
秋空のもと、獅子頭を着けた3人の子供と大人のおかめ、ひょっとこが舞います。
このような地域の芸能がいつまでも続いてほしいものです。 pic.twitter.com/9vjl72PZhN— atabow (@atago4362) October 16, 2016
興野ささら獅子舞とは、言い伝えによると、1830年から1843年まで続く天保年間に、武茂久治という獅子舞の師匠がその技を伝えたことに始まるといわれています。
豊作と疫病よけを祈願し、雌獅子、大獅子、中獅子の獅子頭をつけた3人の子供を中心に演舞が行われるもので
その獅子頭の一つには、銚子住人松永治助改め吉田平吉天保元年、他の一つに庚寅末年上小瀬藤吉と墨書されています。
天保元年と庚寅末年はともに1830年のこと、すなわち約200年近く続く獅子舞ということで、那須烏山市の無形民俗文化財に指定されています。
この興野ささら獅子舞では、最初に興野集会所前で一回目の演舞を行い、その後は先ほどご紹介した険しい道のりを進んで行き、日枝神社の拝殿前にて再び演舞を行います。
この際、先ほどの拝殿の扉が開かれ、中を見ることが出来るようです😊
こういった郷土芸能が、これからもずっと保存伝承されていくといいですね。
気になる方は、是非足を運んでみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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