
栃木県真岡市
『白蛇辨財天(白蛇弁財天)』
真岡市の白蛇辨財天は、1522年に、現在の広島県の厳島から勧請した分霊をお祭りしたのが始まりとされている神社です。
御本殿の地下深くから汲み上げている御神水は古くより霊水として信仰されており
この水で金銭を清めることで金運上昇・商売繁盛につながると言い伝えられています😊
こちらのブログでは、白蛇辨財天の歴史、御朱印、境内の様子をご紹介させて頂きます。
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【基本情報】
住所 | 栃木県真岡市久下田西2-63 |
電話番号 | 0285-74-0215 |
駐車場 | 2か所にあります |
アクセス | マップを開く |
↓駐車場↓
↓境内第一駐車場↓
↓本殿西第二駐車場↓
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白蛇辨財天の歴史

ここ真岡市の白蛇辨財天の創建は、今から約500年前の西暦1522年のこと。
広島県の厳島神社より市杵嶋姫命の分霊を勧請して祭ったのが始まりとされています。
当時この場所は古池ヶ渕と呼ばれており、現在は社殿の周りを道が通りすっきりとした場所になっていますが、明治の中期頃まではうっそうとした樹木が茂っていたそうです。
そして、当時その杜に住んでいたと伝えられるのが、社名の由来にもなっている二匹の白蛇。
この白蛇は吉凶異変があると姿を現したそうで、神社を信仰するものは、白蛇の予知と辨財天の霊護により災いを免れ、病は治り、富を築いたと伝えられているそうです。
弁財天と市杵嶋姫命

ここ白蛇辨財天は、その名の通り弁財天様をお祭りしている神社。
弁財天様は、皆さんご存知の通り大黒様や恵比寿様とともに七福神の一柱に数えられれる神様で、七福神の中では唯一の女性の神です😊
ただ、前述の通り、ここ白蛇辨財天の祭神は市杵嶋姫命であるとお伝えしました。
この市杵嶋姫命は、もとは宗像大社がお祭りしている宗像三女神の一柱とされる神様であり、日本神話に登場する神様です。
対する弁財天は、もともとはインドの古代神話に登場する水の神様であり、中国経由で日本へと伝わった神様と言われています。
このようにそのルーツは異なる二柱の神様ですが、この二柱の神は神仏習合という考え方により同一視されるようになります。
神仏習合とは、日本古来の神祇信仰と仏教信仰が融合する宗教現象で、その過程で、神は仏が姿を変えてこの世に現れたと考える本地垂迹説という思想も生まれました。
この神仏習合の時代は、後に神道の国教化のため明治政府によって行われた神仏分離政策により終わりを迎えますが
市杵島姫神をお祭りする神社は、現在でも弁天様として親しまれていることが多いそうです😊
御朱印
白蛇辨財天の御朱印です。
巳の日限定御朱印などもあるそうです😊
栃木県真岡市 古池ヶ渕 白蛇辨財天 の巳の日御朱印と巳の日限定白色御朱印帳拝受致しました➰😃
— kafuu (@denrai22) April 26, 2019
蛇の狛蛇?リアルです☺️#御朱印 pic.twitter.com/DZWaPR2yuM
なお巳の日とは、弁財天に縁のある日ということで、12日ごとにやってきます。
境内紹介
白蛇辨財天の境内の様子をご紹介します。

白蛇辨財天は、前述の通りかつてはかなり樹木の茂った場所にあったそうですが、現在周りは市街地になっていてすっきりとしています。
一対の狛犬に守られた鳥居をくぐると、左右に蛇の姿が見られました。
ここ白蛇辨財天の由緒によれば、二体いるということにもちゃんと意味があるようですね😊


ちなみに、ここ白蛇辨財天に住んでいたと伝わる白蛇ですが、実はもともと蛇は水の守護神である弁財天の神使とされる生き物であり、特に白蛇は水と関わりが深い生き物とされています。
いくつかの燈籠が並ぶ参道を進むとすぐに拝殿があり、その奥に本殿があります。

ここ白蛇辨財天では、木彫りの八臂辨財天座像が安置されいます。

この拝殿を正面に見て右手に通路があり、そちらを先へと進んでいくと、地下水が流れる金運銭洗いの瀧があります。

ここは白蛇辨財天のパワースポットで、硬貨や紙幣を水で洗ってお財布に入れて置くと、金運アップにつながるとされています。

滝には手が届かないので、置いてある道具(ざる)を使用して硬貨や紙幣を清めます。

このとき500円玉を清めさせていただきましたが、お財布に入れてから本当に金運が少し上がったように感じます😊
ちなみに、この水は地下深くより汲み上げられている地下水だそうです。とても涼やかな水の音に癒されました。
金運上昇・商売繁盛のパワースポットということ以外には、毎朝飲むことで病が治るという言い伝えもあるそうです。

境内の神池では、亀や鯉などの生き物が暮らしていました。
亀が水を泳いだり、時折陸へ上がり日に当たる可愛らしかったです。

白蛇辨財天の境内には、境内社として天満宮もあり、こちらは1593に京都の北野天満宮より勧請されたものだそうです。

鳥居をくぐって左手にある撫牛は、天神さまこと菅原道真公の使いです。

弁財天では蛇、天満宮では牛が神使とされているのですね😊
以上、白蛇辨財天について詳しくご紹介しましたが、いかがでしたか?
もし実際に足を運ばれる際には、是非金運銭洗いの滝にて硬貨や紙幣を清めてみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。