栃木県芳賀郡芳賀町
『芳賀天満宮』
鎌倉時代の創建で、学問の神様として崇敬される菅原道真公をお祭りしている神社です。
高台にあるためとても見晴らしが良く、初日の出を拝める場所としても人気があるそうです😊
こちらのブログでは、芳賀天満宮の歴史や御朱印、境内の様子をご紹介させて頂きます。
[aside type=”boader”]【基本情報】
住所 | 栃木県芳賀郡芳賀町西水沼1723 |
電話番号 | 028-678-1138 |
駐車場 | 有 |
アクセス | マップを開く |
公式サイト | 公式サイトを見る |
公式Twitter | 公式Twitterを見る |
公式インスタグラム | 公式インスタグラムを見る |
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芳賀天満宮の歴史
芳賀天満宮の創建は鎌倉時代の1233年と伝えられ、学問の神様として知られる菅原道真公(845-903)をお祭りしています。
古くは、天満宮の総本社である京都の北野天満宮にちなみ北原天神と称していたそうですが、明治維新の際に社名を天満宮と改め
現住所にも地名が残る旧西水沼村を含む計10の村の郷社となり、天神様として親しまれ、大切にされてきた神社だそうです😊
宇都宮氏5代当主の宇都宮頼綱や、その子にして多功城を築いた宇都宮(多功)宗朝の子孫、多功秀朝という方にもゆかりがあり
多功秀朝が1558年に修覆を加えるという記録が、今から300年以上前の1697年に記された由来書に記載されているそうです。
なお、多功秀朝の祖父の多功長朝や、父の多功房朝は、多くの合戦で活躍をした猛将として比較的多くの資料が見つかりましたが
多功秀朝氏に関する情報は広く知られていないようなので、この由来書に記載されている記録はとても貴重なものに感じました。
菅原道真公
菅原道真公は平安時代の貴族・学者であり、幼い頃から神童と言われるほど優秀で、わずか5歳で和歌を詠むと、祖父が20歳、叔父が23歳で合格した試験に、18歳で合格したそうです。
なお、元々は曾祖父の菅原古人という方が、並ぶものがいないほど高名な学者であったそうで、この曾祖父の時に、菅原家は学問をもって朝廷に仕える家柄となったと伝えられています。
当時学者として活躍していた道真公は、政治家としても天皇に高く評価され、太政大臣、左大臣に次ぐ右大臣にまで昇りつめ、これは学者の家柄の出自の人物としては異例のことでした。
ちなみに、太政大臣は適任者がいない場合は空席でも良いそうなので、右大臣は実質政治のNO.2であり、当時周りに有力な貴族がいる中で、現在の副総理になるくらい凄いことでした。
亡くなった後は学問の神様として崇敬されるようになり、芳賀町の芳賀天満宮をはじめ、全国の”天満宮”と名の付く神社で祭られています。
なお、菅原道真公は丑年の生まれで、亡くなられた日も丑の日であったことや、その他にも道真公と牛に関するエピソードがいくつも残っていることなどから、牛が神使とされています。
そのため、芳賀天満宮境内には牛が横たわった『天神様のお使い願掛け撫で牛』の像があり、そちらの耳元で願い事を唱え、撫でることにより、ご利益があるとされています😊
ご利益
公式サイトによると、合格達成、学業成就、就職達成、厄除開運、家内安全、交通安全、身体健全といったご利益があるそうです😊
前述の通り学問の神様・菅原道真公をお祭りしておりますので、合格祈願の際には是非こちらへ参拝されてみてはいかがでしょうか。
なお、先ほどの牛の像へ願い事を唱える際に、頭を撫でると賢くなり、体の痛むところを撫でれば回復するとも言われているそうです。
御朱印
芳賀天満宮の御朱印には、通常の他に、季節ごとに変わる限定御朱印もあるそうです。
御朱印については公式サイトや公式インスタグラムで詳しくご紹介されていますので、気になる方は是非ご覧になってみてください。
芳賀天満宮 6/25参拝
— もも (@momo160815) June 25, 2021
栃木県芳賀町
菅原道真公御生誕祭の御朱印を拝受
素敵な栞も頂きました pic.twitter.com/FPRrbTsBrH
紫陽花の名所
芳賀天満宮のあじさい祭り
— こば (@koba_yus0508) June 25, 2020
天気は雨だったけれど、雨の日の紫陽花は綺麗だなぁ〜!#芳賀天満宮#紫陽花 pic.twitter.com/oF88ARUePg
芳賀天満宮は紫陽花の名所としても親しまれており、紫陽花の時期にはあじさい祭りが開催され、限定御朱印もいただけるそうです。
特に、鳥居をくぐった先の参道両脇に紫陽花が植栽されており、この時期には紫陽花の花が浮かぶ綺麗な花手水も見られるそうです😊
最後に
境内の風鈴
こちらのブログでは、学問の神様・菅原道真公を祭り崇敬される芳賀町の古社・芳賀天満宮についてご紹介させて頂きました。
芳賀天満宮様を参拝させて頂いて感じたのは、境内を囲っている社叢が素晴らしく綺麗で、とても安らかな気持ちになれる神社でした😊
前述の通り、境内から見られる初日の出が綺麗だそうで、私がお伺いした際には、美しい田園風景を眺めることができました。
ここからの風景を見ると、神社がとても高い場所にあるように感じますが、実は神社のすぐそばにも田園風景が広がっていて、神社へと続く途中に梨畑もあり、本当にのどかな場所です。
↓神社のそばの田園風景↓
先程は境内に咲く紫陽花についてご紹介をさせていただきましたが、まだ花があまり咲かない年明けの寒い頃には、一足早く春の訪れを告げる寒紅梅や、蝋梅の花も咲くそうです。
蝋梅は爽やかな甘い香りが特徴の黄色い花で、私も自分で育てているくらいに好きな花なので、蝋梅が咲く頃にもまたお伺いしたいです😊
最後まで読んで頂きありがとうございました。